ネット広告がTVや新聞・雑誌枠を超えたようだが歴史に残るCMを作り出せたか?

答えはノーです。

それどころかTV-CMでは不可だった内容の作品が多く特にエロ・不愉快なCMが多いです。別にYoutube15秒CMとTV-CMは同一の作品で流せばいいのにね。

またCMにはCMタイアップ曲があり必ず国民的音楽というものが登場します。ではここ15年でCM発の国民的音楽なんてもんはあったか?答えはノーです。

明らかにCMクリエイターの劣化が目立ちます。特に電通と博報堂の2社。あなた方に言ってるのですよ。いや、アサツー・ディ・ケイ(現・ADKHD)を含めて3社かな?もうADKに至っては中国でCM制作した方が儲かるわとなって日本市場を見捨てようとしてます。やっぱりもう日本人はお客じゃないって分かるんだね。4位以降の東急エージェンシー、大広、JR東日本企画ともなるともうローカル感が漂います。ここまで来るともう「東急の人」とか「JR東日本の人」になっちゃう。かつての東急エージェンシーって名門だったのにね。だからこのレベルになるともう中づり広告枠の提供とか車内液晶広告の製作というレベルになってしまう。駅コンコースのデジタルサイネージとかね。つまりもうこの辺になると広告代理店とは言い難くなっていくのです。

2023年のCM好感度ランキングって見たことあります? なんと1位はいまだにKDDIの三太郎なんですって!! 2015年かよ!? というか「CMが見られてない」んじゃない?

そして建前上ADKを超えた広告代理店があります。サイバーエージェントと言います。この会社「町田ゼルビア騒動」などのCM以外では非常によく聞く社名ですが肝心の本業が何一つ聞こえてこないんですよ。本当に広告業界3位でADKを超えたんですか? 激しく疑問です。ネット広告2位というのなら貴社の作品を見せてくださいよ。それがあなた方の仕事でしょう?  それとも本業はアメーバブログで広告は本業じゃないんですか? また子会社の「タップル」広告が激しく不愉快です。それでも貴社は広告代理店ですか? 私はサイバーエージェントという会社が「広告代理店なのか?」と聞かれたらノーと答えますね。だって何やってるか分からないもん。「ブログ屋なのか?」と言ったらイエスと答えますが。出会い系会社を子会社に持ってる時点でそれもう広告代理店じゃないですよ。恋愛マッチングサイトなどと言ってますがそれ「出会い系」ですからね。しかも「ツヴァイ」のような本気の婚活サービス会社にも見えないですしね。

よってここからサイバーエージェントを外します。そもそも「エージェント」なのかどうかも怪しい。ターゲッティング広告ってそれ「代理」ですらないからね。広告制作を代理するから「広告代理店」って言うんだってば。

じゃ、CMってどういうものなのかって事ですよね。当たり前ですが訴求力が高くなおかつ動画作品として成立するもの、ですよね。動画CMはチラシじゃないんだよね。「作品」だからね。

もう一回言いますが最近のCM制作会社は本気で物を売りたいと訴求してるんですかね? どうです?これ↓が「CM」ですよ。










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