『ドリフ大爆笑』ってスポンサーにも恵まれていたんだな

言わずと知れた『ドリフ大爆笑』。全員集合とドリフ大爆笑に通じるのは絶対に他人を傷つける笑いをしないことと心の底から笑えることの2つ。そのためにCMになった時にも「人を傷つけるCM」が厳禁だったのは言うまでもない。CMで視聴者の心が傷ついたらドリフの努力は台無しになるからだ。その辺がとんねるずとかダウンタウンとの違いなんだね。ドリフって偉大だね。とんねるずとか同性愛差別で今や放送禁止ですからね。

ただし唯一傷つけていいものがあった。それは権力者である。ゆえに権力者用……つまり政治は「もしもコーナー」で嗤いのネタにされた。

これは80年代にドリフの合間に流れた日通旅行の「ルックワールド」のCMである。昔の成田空港で看板を見たことないか?成田空港駅でもあった。(※これがまたターミナルから遠いのよ)


世界で爆買いか……。これ、同じ「日本」って国のCMなんだよね? 「行きたいところへルックワールド 世界を見るのよ、ルックワールド」か……。

何で日本通運って会社が旅行部門持ってたか分かった。そっかー、海外旅行で買った莫大なものを運ぶため、か。たぶんな。

今や海外旅行のCMも韓国やグアムすら最近流れなくなってきた。日本人、超絶に貧乏になってるぞ。

そして、こんなCM流れたら、そりゃドリフの笑いを安心して本番組で見れるよな。

『~もしも33年も経済成長できない国があったら~』と全員生きてたらやってほしかったな。もしもコーナーで。

ちなみにこのルックワールド、なんと「海外ハネムーンキャンペーン」とかすごいことをサラッと書いてある。

今のCM……「海外ハネムーンキャンペーン」なんて流れなくなったよね。定番のハワイ含めて、だよ?

日本が落ちるのを見るのよ ルックワールド ♪
世界を見るのよ ルックワールド ♪

日本に来る旅行者ってあんがいこういう冷やかしかもよ
特に外国人旅行者の3分2を占める中国・韓国・東南アジア諸国からの旅行者はw

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