PCの国内出荷台数は過去2番目の低さ

なんですって

でも、このグラフって2007年で切れてるじゃないですか?それ以前はどうなんでしょう?気になりますよね?

これが本当のグラフでなんと日本のIT投資額ってピークはなんと2000年、平成12年です!! え?PCの台数のピークは2005年だって?もうそのころは飽和状態で安売りしてた時期ですよ。

で、このグラフでもまだ分からないことがありますよね。Windows95より前の時代です。そうなんだよ80年代ってね日本製PCがなんと世界シェア80%を占めていたしPC自体の金額なんて下手すると1台100万円をゆうに超えてたから金額にすると負けもいいとこなんだよ。まあ廉価版なら15万円くらいだけどね。でもね80年代前半はまだコマンドで打ってた時代で普通の人が使える代物じゃなかったんだw

80年代後半の当時のノートパソコンはTV-CMで平気で「標準価格728,000円」なんて出してたんですよ。要はね、業務用でそれまではワープロで15万円とかそういう世界だったわけ。庶民が使うことを想定なんてしてなくて元から業務用なんだよ。つまり普及台数ではなく金額にするとやっぱりピークは1991年なんだね。

しかも当時のCMを見るともう紙(契約書等)をスキャニングしてスキャンした画像を検索してプリントアウトとか下手すると80年代の方がむしろ発想が新しくね?って状態だったんだよ。日本製PCが世界シェア80%も行ったのにはちゃんとわけがあるし、日本がここまで落ちぶれたのにもちゃんと理由があるわけ。

しかも「NECパーソナルコンピュータ」って会社あるでしょ。これ日本企業じゃないわけ。旧名NECレノボと言われていて2011年にはもう外資系に落ちて(NEC49%・レノボ51%の中華資本企業)さらに2016年にNECレノボから「NECパーソナルコンピュータ」になった時にはもう33.4%まで落ちて完璧にレノボグループ、つまり完全なる中華資本に落ちてるわけ。

「富士通クライアントコンピューティング」に至ってはレノボ51%、富士通45%だからここも中華資本で「富士通」ってブランドが維持されてるだけで中身は中華資本です。純粋な日本企業のPCメーカーなんてもはやレアでエプソンとかマウスコンピューターとかバイオとか滅茶苦茶シェアが低いわけだよ。

つまり、このグラフは「日本資本のPC出荷額」という文字に替えたらほぼ全滅なんだ。

日本HPやデル・テクノロジーズなどは統計に参加していない。

ってあることから実際はもっと増えるはずなんだ。たぶん皆さんの業務用のPCってかなりの可能性でHPDELLのはずだからこの数字は本当はもっと伸びる。伸びるけど「国産」ってやったらもう全滅なんだ。

悲しいかな、この国は「パーソナルコンピューター」すら作れないオワコンの国なんだ。

で、私はまたIT企業の皆さんに聞きたいけど

1:PCすら作れない国の企業でドヤれる理由ってなんですか?
ハードすらも作れない国のIT企業って存在意義があるのかよ?

2:ソフトのみの金額にするともっと悲惨で日本製のソフトなんてほとんどねえよ。てめえのPCの画面みてみ?どこに日本製がある?

あなた方がドヤ顔で「意識高い系」になれる理由ってなんですか?日本のIT企業ってこれほぼほぼ全滅してるんですが。

「社内コミュニケーションは『Slack』」とか書いてる人もいてさ、英語は"Slack"って表示するんだよ(英語は鍵かっこじゃなくてダブルフォークテーションだよ、バカ)って突っ込むとこから始まってさらに大事な企業機密を米国企業にほいほい差し出すそのセキュリティーの無さはどっから来るわけ?馬鹿じゃないの?っていつも思うわけ。そして米国産ソフトを使えば使うほど日本国の雇用が減るから"Slack"使うの止めろって私は声を大にして言いたいですね。てめえはIT企業じゃねえよ。だって自社ソフトすら碌に使ってねえじゃんって。

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