高知の女性独身率が20%を突破。結婚できない国・社会に落ちた原因は「この国の宗教が機能してないから」

この国は戦後宗教というものを馬鹿にしたせいで滅びに向かってるんじゃね?だってそうでしょ?昔は圧倒的に見合い結婚だったんだよ。それも聖職者が「この子どう?」と男性・女性に持ちかける文字通りの「縁談」の場だったんだ。それを無宗教の結婚相談所だの果ては出会い系マッチングアプリに頼るからこうなる。

女性独身率1位高知20%、女性独身率3位北海道19%という数字も気になる。つまり田舎ほど結婚率が高くて都会ほど結婚率が低いとか大嘘なんだ。

そもそも「弱者男性」という言葉自体が既に病んでるからね。宗教という機能はその弱者男性でも生きられるように「結婚」という場を取り持ったのだから。夫を年収と外見でしか判断できないということは「夫はATM」ということでそんなえり好みしてるようじゃ結婚なんて出来ないよって。そういうことをたしなめるのがお寺であって、文字通り人生の橋渡しをしていた。しかも縁切り寺(駆け込み寺)と言ってDVに苦しむ妻の受け入れ先にもなってた。尼僧になると夫は手出し出来ないんで。2年奉公することで強制的に離婚が成立する。

らんたは何度も言ってますが「宗教は地域コミュニティーの中核」なのね。女性の社会進出のせいで少子化とか大嘘ですからね。だって、イスラエルなんて共働きどころか女性にも兵役義務なのに特殊出生率が3.0越えてますからね。しかもイスラエルって日本よりも所得平均の高い国だし。

欧米諸国が少子化になってるのはなんのこっちゃない。無宗教の人は10~20%と増えてることですよ。欧州は特にそうなんだけど日本の無住寺問題と同じく無牧教会問題・無神父教会問題が深刻なんだ。同じキリスト教圏でも南米ではこういったことが起きてないことから分かる通り

明らかに宗教の没落が少子化を招いていることが明白なんだ。

ということは韓国にしても中国にしてもそう。中国なんて文化大革命で宗教がボロボロになったからね。韓国だって無宗教者が40%と答えてる。そりゃ特殊出生率が0.9なんて数字になりますわな韓国は。問題なのはタイの1.5という数字。出家が半分強制的ともなってる上座部仏教の国だがどうも都市部で宗教の影響力が無くなってきてるんじゃないのか。特にアジアって地域は規範が外れると結婚が機能不全になる。バンコクは残念なことに「無宗教化」が深刻な地域でバンコク一極集中が少子化を招く。なにせバンコクはタイ農村部の約4倍もの年収が取れるのだ(日本人の農村部の約2倍の年収になる)。そして急激に生活だけ西洋化した地域に共通して起るのが未婚社会と無宗教化なんだ。

2.1を超えて富裕な国は次の通り

60位 イスラエル 3.0

66位 オマーン 2.8

91位 グアム準州 2.3

93位 サウジアラビア 2.3

108位 デンマーク領グリーンランド 2.1

109位 クウェート 2.1

グアム準州とデンマーク領グリーンランドは「国」じゃないからともかくどこも宗教の規範が強そうだ。

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少子化って、国力低下の最大の要因なんですよ。ということは宗教の衰退は結局国力の低下につながるということです。戦後に起きた全世界的な高度成長(1950~1973)というのは単なるラッキーだったのです。くしくも欧州も日本も少子化というのは1975年ごろから起きてます。宗教なしに地域の中核コミュニティーなんてもんは結局作れないんです。

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