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ハピラインふくいの現実

明日、新幹線が開通するのと同時に第三セクターが誕生します。福井県民のみなさんはこれでよかったんですか?日々の通勤通学負担が激増するんですよ。ちなみに年間13億の赤字見込みですよ?どうやっても赤字になるんです。それ全部県民の税金増になって跳ね返ってくる上に大阪・名古屋は逆に遠くなるんですよ。しかも料金は1000円ほど高くなります

何の罰ゲームだよ


北陸新幹線の構想はオイルショック直前の1973年のものです。別名「角栄の赤鉛筆」と言われるもので全国列島改造論に基づくものです。でも当時の日本の経済成長率は年+10%前後もあったからね。15年経済成長率平均+0.21%なんてみっともない時代じゃなかったわけ。
そして1973年10月にオイルショックが起き一旦北陸新幹線計画はとん挫します。とん挫するのにはちゃんと理由があって「北陸なんて在来線特急で十分じゃね?」ということです。それどころかつい数年前まで貨物輸送需要が激減しそれが国鉄破産の原因にもなりました。つまり新幹線を作るメリットなんて無いんですよ。

IGRいわて銀河鉄道もそうですし青い森鉄道もそうですけど第三セクター化した後の鉄道って悲惨よ。ちらつくのは「運賃増」と「増税」です。東北・北海道新幹線はまだ新千歳が吹雪いて空港閉鎖となった時の脱出手段として意味も意義もありますが北陸新幹線にはそういう意味も意義もないんですよ。あいの風富山鉄道だってどうなのやら? 百歩譲って北陸新幹線に意味があるのは金沢まででそれより先に延伸することに意味は無いんですよ。無いです。だって敦賀なんて都民から見たら米原経由で行った方が安くて早いもん。何の意味があるんですか?これ。

それと福井県の人口は75万人ですがこれたぶん東京に人口がストローされますよ。これ後から絶対に後悔する奴ですよ。気が付いた時には近未来の鳥取県のように県人口50万人以下になって県の存続が不可能になります。

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