ギリシャ、まさかの先進国復帰なるか!?

という驚愕の事実をお伝えします。ギリシャはご存じのようにリーマンショック時に破産、2011年にGDPが-10%台という驚異的にな数字をたたき出し国民の大半が他のEU圏や特にアメリカに逃げてしまったのです。出稼ぎしたわけです。

しかし、コロナ禍が終了した途端にリベンジ消費というものが起きEU圏の観光客が古代ギリシャの遺跡やビーチに殺到したのです。
ゆえにギリシャの購買力平価1人当たりGDPは2022年に36,908まで回復し来年は4万ドル台を突破します。リーマンショック前はたったの3万台ギリギリだったのでやっぱ「低い物価で高い収入」というのは抜群の効果があるのです。

普通、観光地というのは物価が高いはずなのでEU圏に住む観光客にとってギリシャはお買い得だったというわけです。やっぱ古代遺跡を持つ観光立国は強いということですね。つまり古代の神々に感謝するべきでありやっぱり現代ギリシャ人はギリシャ正教なんて信仰をやめて古代の神々を信仰するべきです。

これがイタリアだとそうはならず逆に自動車産業が苦戦しています。

名目1人当たりGDPだと20,615しかないのですがそれでもスロベニアやポルトガルに肉薄しています。先進国最下位のチェコは27,612ですので本当に先進国復帰が近いです。


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