東洋英和女学院大学、なんと充足率36%!!

嘘でもガセでもありません。大学側が公表している「現実」です。
そこらの地方私立じゃないですからね。横浜市の東洋英和女学院ですよ。なおいまだに勘違いしている人がいますが高校までは六本木で大学は横浜市緑区でほぼほぼ町田市だと思ってください。最寄り駅はすずかけ台でこの駅実は町田市なのです。十日市場駅だともうひとつ先の長津田駅を超えないと町田市に入れませんがどちらにしてもほぼ町田市だと思ってください。どっちにしてもスクールバスで通うほどの距離で横浜とは名ばかりです。

リンク先、見ましたね?
定員と実際の入学者数はこうなっています。
定員 2024年入学者 充足率
人間科学科 140 74 52.8%
こども保育 100 47 47.0%
国際社会 120 20 16.6%
国際コミュ 120 42 25.0%
大学全体 480 183 38.1%
中退・除籍率 2.9%

じゃあなんで偏差値が35と付いているのかと言ったらどうせ一般入試で入ってくれないんでしょとばかりに形の上では1.2倍ほどの倍率が付いているからです。ですが各学科の受験者が一般入試だともう1割も居ませんし入学者だともう下手すると1桁の世界です。

これね、山梨英和とか静岡英和にも言いたいけど「こんな状況になるまで放置してどうするの?」って思いますね。OG泣きますからね。ただでさえ近所には東京女学館とか恵泉という募集停止・閉校の女子大があるというのに(※中高は名門のまま)。なんなら近所には聖セシリアや聖カリタス女子や東海大学医療技術短期大学や上智短大(閉校予定)という閉校短大もあります。

こんなの素人でも分かるやん。もう日本語学部2部を作ってもう外国人を入れないと経営的に成り立たないと。

で、2026年に1学部3学科体制になります。つまり、4分1消えるんですよ。でも4分1削っても焼け石に水では?

で、こども教育も国際もそのままだし今更心理学科を作ったって焼け石に水だと思いますよ。しかもフェリスも同じこと考えて心理学科作りますからね。共倒れする危険性大なのです。フェリスに至っては3学部体制から1学部体制と3分1ですからね(定員を考慮したら半減かもしれんけど)。
もう今年の出生率って70万人切るんですよ。つまり18年後の人口を考えると外国人を入れないとどっからどう見ても無理なわけ。だって2024年の大学入学人口よりも全出生数の方が少ないのですからね。だとするともう日本人を商売相手にしてはいけないのです。保育士養成校で18歳人口や出生数の把握も出来ないのでしょうか。

最終学歴の消失はOGにとって大きな心の傷になります。心理だって臨床心理士養成の名門ルーテル学院が募集停止し、キリスト教学科は神学に戻したうえで各種学校に格下げです。ルーテル派の牧師養成、大丈夫なんですかね?

だからいまさら心理作ったってルーテル学院の募集停止で分かるようにもう手遅れなんですよ。学術的に名門で専門職養成の名門でも偏差値だけ見ている人にはルーテルの良さは分からない。東洋英和も同じじゃないんですかね。恵泉もしかり。園芸教育・キリスト教に基づく保育の名門校が募集停止したのです。周りは閉校だらけですよ。

もっと危機感を持ったらいかがですか。まあ、聞く耳持たないのでしょうけど。

なぜ東洋英和の偏差値が59から35になったのかもう少し考えてほしいです。

次回予告、津田塾大 偏差値BFの危機!!

こうご期待!

なおこのようにかつてはMARCH以上の女子大であってFランに落ちる時は、落ちます。既にかつて成蹊大並みの偏差値だったフェリスだってほぼ全学部で偏差値BFになりました。名門大学だってFラン大に落ちる時はいとも簡単にFランに落ちるのです。それは日大もしかりです。そしてFラン大に落ちるどころかこうやって存亡の危機になる大学なんて実は日本全国に腐るほどあります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?