見出し画像

カンボジアからの繋がり🤝

最近帰国が近くなったからって、焦って毎週更新してるやつが私🤷‍♀️

さて、今週もいい一週間でした。

月曜日は少しご無沙汰だった学校へ。
色々と忙しくて行けなかったので2か月ぶりになってしまって…
行くと「こんにちは~😁」の大歓声。
日本語の挨拶を覚えてくれたことも嬉しいし、名前を憶えてくれていたことも嬉しい。

たった数週間行っただけでも子どもたちの心には
こんなにちゃんと刻まれるんだな~と嬉しかったです。

今行ってる学校の子どもたちはいつまで私を覚えていてくれるか。
控えめにとても期待してます。

毎週行ってる他の学校には違う種類の紙芝居をもって、
GDの内容も変えて回りました。
グループディスカッションにまだ慣れていない子どもたちには
なるべく意見が出しやすく、複数の解答が出せるような質問を選んでます。

そうすることで、アフリカあるあるのグループ同士のカンニングもないし、
間違っているかもと自信を無くすようなこともなく、
活発に意見が飛び交うからです。

でも、ここでまた、各学校で個性が出てくるわけです。

ある先生は座ったまま、完全に私に任せきり…
先週までめちゃくちゃ協力的だったのに…
これは自分が上手く先生を巻き込もうとする一言が活動の前に足りなかったからですね。反省。


協力的な先生はひとグループずつ声掛けしている私を見てすかさず察し、
ヒントを挙げながら一緒にグループを巡回してくれます。

でもここで多くの先生がやりがちなのが、せっかくグループの
話し合いが活発に意見が飛び交ってるのに「静かにしろ~!」と
言ってしまうこと。

『教室がシーンとしている=いい状況』

ということを信じてきたし、慣れきってしまっているからだと思います。
確かにグループでの話し合いの声が大きいと、他のグループを邪魔してしまう。
でも、かといって黙って意見を出さなくなるのも違う。

なのでそういう時は注意した先生のプライドを傷つけないように
グループ一つずつに
「しっかりとグループの中で話し合うんだよ~」
と小声で言って回ってます。
すると先生も真似して「Miara miasa~(一緒に活動しなさい~)」と言って回ってくれます。
(そう考えるとみんないい先生たちだよな、本当に)

私の最近の推しの先生はそのあとの声掛けも素晴らしく、
「今ノートを書いている人以外が前で発表しなさい。」(一人一役を与える)
「一つのフレーズにして発表しなさい。」(単語でなく文章で会話をすることに慣れさせる)
「しっかりと話している相手をみなさい」
「グループの発表者が前で発表するときは、グループ全員立ちなさい」
(全員に責任を持たせる)

ということをさらさらっと言ってくれます。
私は何もいうことなく、ひたすらその先生の運び方に関心。

今だ!と思っていつものアクティラーニングに関するリーフレットを
配って、こういう活動が日本では頻繁に行われているんだ!というと
「素晴らしい!効果的でその通りだね!」と感心してくれました。

このリーフレット渡す相手やタイミングも大事だと最近思ってます。
こういう先生に出会うと、改めてマダガスカルの教育はとても希望があると思える今日この頃です。

前置きが長くなりましたが、
今週木曜日、4校目?くらいになる日本との交流をさせていただきました!
相手はなんと初めてのカンボジアで出会った10年来の友達、ゆうきです。

お別れのときで大号泣の私の横にいるのが志水ゆうきです

カンボジアでは同じクラスを担当して、毎日試行錯誤しながら頑張ったな~。お互いが協力隊を目指していて、この協力隊の延期が決まったときも人生の分岐点に立たされた時にも、どんなときにも必ずいつも相談していたお兄ちゃん的存在のゆうきの学校とつながることができるのはなんだかめちゃくちゃ感慨深い…あのカンボジアでの経験があったからここにいるわけで。

あの時の思いを一番理解してくれてるゆうきだからこそ、
今回も色々といいアドバイスくれました。

今までは私が話すだけの依頼も多く、家から繋ぐことが多かったんだけど、
私が話す時間の後、マダガスカルの子どもたちを実際に見ると
もっと感じ方が変わると思うから、と学校から繋ぐことを提案してくれました。

これが思わぬ効果があり、さんざん私が自分の仕事や思いを話した後、
実際の教室の様子を映すと、北海道の高校生たちから
「きゃ~かわいい~」と声が上がり。

前のめりになって、子どもたちにわかりやすい質問を沢山投げかけてくれました。(藤原が拙いマダガスカル語で翻訳して子どもたちに伝えました。)

「マダガスカルの子どもたちは勉強がすきですか?」
という質問にはこちらの子どもたちは当たり前に全員が手をあげます。

これには高校生もびっくり。
全校生徒の前で「おーい、○○高校のみんなは
勉強がすきかーい?」と全校生徒にも聞いてくれた男の子もいました。
ええわ~ああいう子。答えは「シーン」でしたがナイスファイト!

「日本のアニメ知ってる?」
「好きな食べ物は?」

ってなんだか答えやすい優しい質問ばかりで、さすが高校生。

ゆうきに関する質問も多くて、生徒たちに愛されてるんだな~と実感。

この学校の先生方も皆さんとてもいい方々で
事前指導をものすごくこだわってやってくれていて
こちらもプレゼンがやりやすかった!

「校長先生に「大成功だね!」と言ってもらったし、
高校生からも「楽しかった~!」って声がたくさん
上がってたよ。」と授業後にゆうきに教えてもらって、
一年半ここでやってきたことに意味があったなと嬉しくなりました。

なにしろ、一緒に国際協力について頻繁に意見を交換していた
ゆうきの学校とできたことが嬉しかったです。

早くまたカンボジアメンバーに会いたくなったな~。

今だに全員の誕生日にお誕生日lineが飛び交う素敵なメンバー。

にしても、ふけたな~自分。この頃の肌に一部分でもいいから戻ってほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?