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初の研修講師👩‍🏫

今日は自分にとってかなりチャレンジした一日でした。

その前に、クリスマスの話から。
去年は近所の人たちの教会をはしごして
マダガスカル人のクリスマスを
存分に楽しんだので、

今年のクリスマスイブは
首都の隊員と大豊建設の方と一緒に
NOVOTELという経ったばかりの
高級ホテルでディナーしました🥰

なんとお値段、22万Ar。
日本円で6000円ちょいですが、
マダガスカル基準でいうと
安い人の月収くらいはあります。

ディナー始まる前からほろ酔いの我ら。

いや~控えめに言って最高だった。
最初と〆に
夜景の綺麗な屋上のバーにも行って、

大塚くん喋ってるのに
顔死んでるやん私。

このあと、原田家でも
飲ませていただいたので、
朝の4時までお酒を楽しみました。

みんなと深い話出来て楽しかった~!!

そして本日は、
とあるプライベートスクールから
な、なんと!初めて
研修を依頼されました。
今まではCisco主催の教員研修に
入らせてもらって話すことはあるけど、自分のために集まってもらって
研修するなんてそんな機会、
もらったことありません。
正直お話もらったときは
めちゃくちゃ嬉しかったです。

ことの発端は自分がCISCOに貼っていた日本の教育に関するリーフレット。

実はこれが思わぬ大反響を呼び、
「研修してくれ」
「このリーフレットをぜひ学校で配布させてくれ」
などという嬉しいお声を多数頂きました。

この経緯を昨日、偶然会った
調整員さんに伝えると、
「なにそれ!鳥肌たったわ!すごいな!」と言っていただきました。

調整員さんは私の今までの苦労を一番よくわかってくれてるので、
その言葉がまたものすごく感慨深かったです。

そんなこんなで前日の昨日、
わざわざ校長先生が
遠いCISCOまで足を運んでくれて
打ち合わせにきてくれました。

「丸一日、君のために時間取ったから、自由に使ってくれ。
お昼ご飯も用意してるよ。」

「え…?丸一日!?むりむりむーりーー!!!」

「あれ?そう伝えたつもりだったけど?」

という会話の末、どうにか午前中だけに収めてもらうことに。
ですが午前中だけでも、4時間もあります。
今まで4時間も人に向かって
話したことないし、
ましてやマダガスカル語。

ご存じの通り、パーティー続きで全く準備もできず。
(全て言い訳ですすいません)

案の定、今日の研修の点数を
つけるとするなら、

40点(あればいい方)。

マダガスカルに来た当初に
使おうと作ってあった研修のパワポを
引っ張り出してきて、
(作り直す気力もなく)

一応は読む練習をして挑んだんですが、
やはり原稿を通すと
マダガスカル語が流暢に発音できず、
「理解しましたか?」とその都度聞くような拙さ。

「大丈夫よ。ちゃんと理解してるから安心して続けて。」と言ってくれる
この学校の先生たちの優しいことやら。

パワポで説明した後、リーフレットを読んでくれてる様子。

それでも一生懸命理解しようと努力してくれる先生方。

私が行ったことを整理して簡単な言葉に置き換えてくれる校長先生。

みんなの愛情を感じながら研修は終わりました。

でも質問はかなりいいとこをつかれました。
Q「アクティブラーニングは必ず毎時間導入しないといけないの?」

A「いえ、毎時間ではありません。もちろん導入できない科目や
説明が多く必要な教科もあると思うので、必ずではありません。
でもどんな時でも子どもたちが活動する時間を確保してほしいのです。」

Q「まだ小さい子どもたちは
アクティブラーニングを導入することが
難しいし、どうしても説明の長くなってしまうと思う。
それについてはどう思う?」

A「もちろん最初はだれしも難しいです。でも何回も繰り返し諦めずにチャレンジしてほしいです。
説明の時間は長くなってしまうのは
仕方がないことだと思います。
でも子どもたちが発言する時間は
5分でも10分でも毎回作りたいですね。」

ここで校長先生の奥さんが一言。
(たぶん私がマダガスカル語で
やっとこさ答えてるのを見兼ねて)
「とにかく子どもたちが
主役の授業を作ればいいのよ。
グループ活動にしろ、何にしろ、子どもたちがちゃんと口と脳みそを
動かすことが重要なの。そうよね?」

という完璧なまとめをしてくださいました。

正直、「え~難しそうやな~」
という顔をしてる先生も
いらっしゃいましたが、
みんながなんとか取り組んでみようと
質問を投げかけてくれたことが
伝わったし、
私のつたないマダガスカル語を
聞き返しては理解しようと
努力してくれたし、
この機会は悪くはなかった!
よくやった、自分!(と、言い聞かせる。)

そのあとはみんなでアクティビティを
実践してもらったり、
紙芝居を先生方に呼んでもらったりしたのですが、それでも時間が余る。
職業柄、「時間が余る」という現象が最も嫌い。

日本語を教えたり、子どもにもできそうな折り紙を教えたり、
なんとか時を進めて、お昼ご飯を待ちましたとさ。

お昼の時間、日本の文化共有で盛り上がる。

この学校の先生方は本当にいい方々で、

私の研修が良かったとは決して
言えないけど、全員と
すごく仲良くなって研修を終えました。

「いつでもうちの学校にきてね」
と優しく言ってくれたので、
これからは実際に授業を観察して
助言させてもらうことで、さらに実践につなげてもらいたいと思います。

画質終わってるけど、思い出は思い出として。

今日で何より自分がまた
一回り成長できた気がする。
帰国間際だからと色々諦めずに、
まだまだやりたいこと、
どんどんチャレンジしたい。

関係ないけどスマホを落とした
あたりから、ものすごく仕事の運気が
上がってる気がする。(笑)

追い風に乗って頑張るぞ~!

明日は明日から始まるCISCOの教員研修に飛び込みしてきます!
頼まれてないけど、空気読まずにどんどん乱入していくぜ!


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