生活改善を学校から🏫
今週入ってすぐ、同期かえさんが任地に来てくれました～！
先週は看護師さん来てくれたし、今週はコミ開隊員さん来てくれるし、
せっかくの機会だから、子どもたちにもそれにちなんだ授業をしてあげたい！
そして生活改善活動をされてるかえさんが少しでも
なーんか役に立つ場面があればいいな～と、
前日の夜、授業案を試行錯誤した結果、
Webで発見した「カレーライスワーク」をすることに。
日本ではカレーライスでやってましたが、
こちらの国ではなじみがないので野菜スープで。
「鶏肉が大好きなお母さんが、今日は風邪をひいてしまい、
あなたが買い物に行かなければいけません。
今日はお母さんのためにスープを作ります。
そのために必要なものを市場に買いに行きましょう。
ちなみにあなたの弟とあなたは、ケーキが大好きです。」
なんとも国語教員とは思えない、よくわからない条件ですが
・栄養指導
・計算指導
・生活改善指導
の３つができるようにこれでも頑張って考えたのです。
さて、子どもたちは自分の意思を優先してケーキを買うのか？
それともママの好きな鶏肉を一番に買うのか？
はたまた、体調を気遣った野菜を選んで購入できるのか？
という色んなワクワクがありながらも小学三年生にやらせてみました。
すると、一つ目のクラスは何と「ケーキ」を一番に書くのです😂😂
先生の事前の声掛けにたぶんかなり影響されてしまってますが、
それにしても面白い。
容赦なく鶏肉の予算はケーキの予算にされてしまう…(笑)
これには正解がなくて、それぞれが市場に行った時、
こうやって自分の意志で買うものを取捨選択しなきゃいけないんだよ
というのが、この授業の伝えたいメッセージではあるらしいのですが、
「お母さん病気だよね？じゃあこの中で風邪にいいものは？」
「お母さんが大変な時に、本当に君たちのケーキは必要なのかな？」
何が正しい終え方なのかは、分かりませぬ。
そのあと
「市場では必要なものから先に購入する」
ということと
「自分の選択に責任を持つ」という二つのことは
いちおうどうにかこうにか伝えて、栄養指導にちなんだ
紙芝居をしてもらって、一クラス目を去りました。
２クラス目はまた全然違う思考回路でこれまた面白い。
３年生にしては一生懸命考えてすごく
がんばった時間だったなあって思います。
先生方がこうやって私の言いたいことを一生懸命汲み取って
説明を補足してくれるからいつも授業が成り立つのです。
感謝感激雨嵐。
改善の余地はたくさんある授業だったから
きっとこのあとかえさんが任地で上手にアレンジしてくれる。
生活改善にスポットを当てた授業したことなかったから
子どもたちの思考の違いに自分がめちゃ楽しんじゃった。
そしてまたまた週半ば、地元岡山県の小学生と通信させていただきました～
（毎週日本との通信があるって贅沢やな～）
お互い質問がとにかくとまらない！
聞きたいことがあふれるあふれる！
「世界に友達ができるって素敵な経験ですよね～」
「ほんと良い時間でしたね～」って担当してくれた先生とお話して終了。
ほんま良い時間だった～
そして週末は、お別れ会を２つ。
そろそろ送り出される時期がきたか～。
ちとせさんのおかげで出会えた最高に素敵な日本企業の方と
さよならする会。隊員さんも７人来てくれてとっても楽しかった～
いつものごとく深夜まで、語り倒しました。
そして今日は、マダガスカルに来る前から、マダガスカル語と
日本語を教え合っていたJemimahちゃんと。
彼女の言ってることがもう素敵すぎてグサグサきて
おばさんの涙腺は今にも崩壊しそうだった。
「日本の文化のどこがそんなに好きなの？」
「日本人は一生懸命頑張るとか、協力するってことを素晴らしいと思っています。私はその考え方がとっても好きなんです。だから日本人も大好きです。」
「日本という国があってよかった。こんなに素敵な文化に出会えたから。」
日本人の私以上に日本を心から愛しているjemimahちゃんにひたすら脱帽。
彼女は少しでも日本に長くいるために研究分野をふやして
５年後に奨学金をもらおうと毎日本当に頑張っています。
「５年後、日本で絶対会おうね！」
といって感動的なお別れをしました。
もうどんどんさようならをいう時期だな～。
苦手な時期だけど、最後までたくさんおいしいもの食べて
楽しくお別れしよっと！
来週、念願のバオバブ旅行なのに、どんぴしゃで台風が近づいているという
なかなかのアンラッキー案件。早く片付け。
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