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通り慣れた道でも、こんなところにこんなのあったっけ?
と、今まで気付かなかったものが見えることもありますよね。

例えば、何度も来たことのある場所だけれど
ランチを食べたいからお店をスマホで検索する。
「意外と近くにいろいろあるなぁ…」と気づき
へぇー、今まで何回も来てるのに知らなかった!
なーんてことも。

これは、脳の仕組みなのですね。
脳は、情報を記憶する仕組みがありますが
何でもかんでも記憶するワケではないのです。

長年勤めた(ワーカホリックだった)会社員を辞めて
近所を歩いていると、道端に咲いていた花に
目が留まりました。
「毎日通っている道なのに、花が咲いていることにさえ
気づかなかったのか…」と愕然としたことがありますが

これも脳の仕組み『注意が向かない情報は記憶されない』
というものの仕業なのですね。
仕事に追われすぎて、自分の周囲にある美しい自然には
意識がいっていなかった…ということなんです。

こうやって、私たちは見たいものだけを見ている…
注意が向かないものは記憶されない…ということを
繰り返しているのです。

ということは…『自分』というものに対しても同じで
興味のある部分にだけフォーカスしているということです。
自分のことをよくわかっているようだけれど
自分の見たい自分しか見ていないということ。

何をやってもうまくいかない…
自信を持つことができない…
こんな自分にだけフォーカスしていると
自分の良い部分がますます見えなくなってしまいます。

自分の良いところを客観的に見る、
わからなかったら、周囲の人に聞いてみるといいですね。



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