見出し画像

『幸せ』って高い目標を掲げて、それを達成したらやってくる…
そんな風に思っていたこともありましたが
日常の何気ないことだったり
家族の喜ぶ顔を見るだったり
それこそが『幸せ』だと感じることから
始まるのだと痛感しています。
まずは『今』に幸せを感じること。
そこから始まります。

幸福度を感じるのがとても高い国として
「ブータン」が知られています。
経済的な規模をあらわす国民総生産(GNP)ではなく
国民総幸福度(GNH)を上げるためにさまざまな
取り組みを行っているそうです。

そのブータンの学校では
マインドフルネス瞑想をする時間を
始業前と下校前に設けているところがあるそうです。

「人間は永遠の幸福を追求するがゆえに苦しみに陥る」
という仏教の教えに由来するマインドフルネスは
『今ここ』この場所、この瞬間に集中し
自分を愛するための技法です。

ブータンでそのGNHを上げる取り組み、
マインドフルネス瞑想を含む、
学業とは関係のない「人生のスキル」に的を絞った
10の項目のカリキュラムを実行したところ
幸福度はもちろん、学業の成績も大幅に上がったそうです。

何か目標に向かっていくのは
もちろん大切なことだけれど
その前に、『今ここ』を十分感じ
楽しむことのほうが、大切ですね。
「自分にはまだない」「もっともっとがんばらなくては」
そんな思いで過ごしていると
幸福度は上がらず、達成していないダメな自分を
どんどん刷り込むことになるのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?