詩歌:さぁワンピースを着よう

銀杏並木を歩きながら
『銀杏は♡に似ている』
と感じたあの日

恋は突然はじまった

満員電車でラインをする

奥二重用のマスカラを買い
ゆいを呼び出す
『頭が真っ白です。隊長!
どうしたらいいのかわかりません』

マネキュアを塗りながら
友達と長電話をする
『台詞を教えて下さい!』

美容院へ行き恋愛会議をする
『男性受けするのは、ゆるふわかしら?』
友達とカフェでどうしたら落ちるか会議をする
『みんなでカラオケ行くとかどう?ゆいお願い企画して』

会うに着る洋服とネイルを
女の子達と会議をしながら決める

恋は企画
恋はお酒

恋酔いをしている間は日常に
ハッピーの花が咲きほこる

ワンピースを選び
待ち合わせの駅へ行く

恋に酔っ払っている
と気づきながら

ワンピースにアイロンをかける
口紅も買いに行かなきゃ

恋をするとやたら消費をする

恋というお酒は1年ぶり
ワクワクとドキドキをバックにいれて
女の子達に手をふる

さぁワンピースを着てあなたの元へ

詩集:恋手紙
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