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根幹にあるのはモテたいという承認欲求だけ


小中学校編

小学生時代は部活でのサッカーと様々な習い事を強制させられ、まともに遊べる日というのは週に1日もなかった。
雨でサッカーが休みの日は凄く嬉しかった記憶がある。
ただ小学校に行って友達と遊ぶという選択肢しかなかった一人っ子の僕は家から出れず寂しかった。

転機が訪れたのは中学校にあがるタイミングでの引っ越しだった。

それまでは無縁な田舎のヤンキーとの生活を余儀なくされた。
入学式では上級生が見学にきたりと
腫れ物をみるようなかたちで有名になっていった。
訳のわからない「調子にのってんじゃねぇぞ?」とよく喧嘩も売られた。
わりかし舐められたくない、理不尽なことは嫌いという性格だったんだろうか。
みんなが引くくらい最初は徹底的にやり返した。
次第に喧嘩を売られることもなく
小学校の頃からボス格であるような奴らとよくツルむようになった。

田舎町での女の子はマセていて、
女の子に興味なかった自分が始めて告白された時は、どんな対応すべきなのか困惑した。
(ヤンキー風な女の子)

知識も経験もない僕はボス格(喧嘩はしないけど一目置かれてるような奴)に相談したく泊まりに行った。

ボス格は小学校で付き合い童貞を捨てたという先駆者だった。
「とりあえず付き合っとけ!」とアドバイスというよりは強制をさせられ呆気なく相談は終了した。
(後に聞くとボス格がとりあえず僕を誰かとくっつけてたかったらしい…)
その夜、AVをまじまじと見た。
真剣に見入ったのははじめての経験だ。
それまでは深夜に親が寝静まったのを見計らって、隠し録っていたトゥナイトやギルガメを見ることしか出来なった僕からしたら進歩というか革命的だった。
あんな事が彼女がいれば出来るのかと。

そこから次第にファッション・性格・見た目を気にするようになっていった。

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