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ピーテル・パウル・ルーベンス / メトロポリタン美術館
2021年8月15日(日)
夜中に寝室を真っ暗にした状態でカーテンを開け放ち、窓から外を見ることがある。別に月や星が見えるわけでもない。ただ住宅と、電柱ならびに電線が間近に見えるだけ。少し遠くにはネオンの光も見える。はるかに電車の音も聞こえる。昭和の面影が残る風景。かえって風情があるなと思ったりする。今日は雨が降っていなかったので久しぶりに窓を開け、窓際で時間を過ごした。とにかく夜風が気持ちいい。なんなら少し寒い。カーテンが風にふくらむのを見るのもまた気分がいい。しばらく外を眺めていると、たまたま見つめていた建物の一室の明かりが消えた。突然そこに住む人の生活が想像された。
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