コンピュータサービス技能評価試験とは

 公共職業訓練のパソコンの資格は、コンピュータサービス技能評価試験(CS試験)が殆どだと思います。マイクロソフトオフィススペシャリスト(МОS試験)は求職者支援訓練に多いと感じます。今回はCS試験についてご案内します。

 МОS試験が早くに知られている中、公的資格試験として開発され国の定める法律「職業能力開発促進法」で職業能力評価の専門機関として設立された職業能力開発協会が行う試験です。
 入門者からエキスパートまでを対象にしたグレード設定(上位から1級〔エキスパートレベル〕→2級〔実務レベル〕→3級〔入門レベル〕)があります。その特徴は、実務的な内容の試験で、仕事で活用できる能力、即戦力となるスキル習得を目指しています。
 アプリケーションは、「ワープロ部門(ワード)」「表計算部門(エクセル)」、「情報セキュリティ部門」の3部門があります。合格者には、「技士」の称号が与えられます。
 試験は、「実務で活用できる能力」であることで、実作業で活用できる内容を精査して出題しており、CS試験に合格することにより、仕事が効率的に行うことができるため、仕事に役立つ資格と言えます。「今まで、独学で充分と思っていたが、CS試験の勉強をして、より効率的に業務を行える方法を学んだ」、「実務で活用できる試験内容なので、資格を取得することにより自信を持って仕事ができるようになった」という声が多いようです。

 検定のHPを見ると、延べ258万人を超える受験者数、概ね7割の方が合格している試験です。自己流でやってきた自分のスキルレベルを、検定を受験することで確認することができる。(自分基準から社会的基準へ)。また、就職する際の履歴書に書く、面接の際の学習及び就職意欲のアピールにもつながります。
 即戦力としては、実務レベルの2級取得まで挑戦してほしいと思っています。

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