運命の輪
何気なく立ち寄ったところは、まるで異界へと続く入り口のような場所でした。
そこにあった木の枝を切った跡が、タロットカードの10 運命の輪に似ていて見入りました。
運命が回転する。
この日の待ち合わせに向かう直前、友人もわたしも普段はほとんどお腹の調子がいいのに、お互い同じくらいの時間にお腹を壊していました。
この場所へ行く予定ではなかったけれど、行くことはさだめだったのかもしれない。
その前に禊ぎが必要だったのかしら。
そう思いました。
偶然はないのです、きっとすべてにおいて。
風と会話する。
都会の真ん中に静かにひっそりと佇む、大きな存在。
見えていること、知られていることの奥に隠れている本当のことをひとつ、教えてもらったような日でした。
運命、
娘がカルガリーに移動してからもうすぐ一カ月になります。
職場では好きなことを学びながら、人にも恵まれて賄いにも恵まれて笑
楽しく充実した日々のようです。
もうすぐ日本の素晴らしいシェフと一緒に仕事をする機会があるようで、それも楽しみにしているところだそう。
6月から暮らしはじめるお宅の最寄駅がかわいいです。
そして約一カ月ぶりのバンフ。
彼に会いに行っていました。
向かうバスの中から虹が見えたんだそうです。
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