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6/14 〜22 よろけ縞の服の巻

さて、準備が整ったところで、いよいよ波に乗っていきます。まずは、この、寝かせていた「よろけ縞」の服から。

6/14 0:37
昨日トルソー作ったダクトテープの素材なのか接着剤なのかの臭いにやられた上に、エアコンの入った締め切った寝室に天然のらしいとはいえ蚊取り線香が焚かれていて仏間の畳の上で寝て朝からへばっていましたが、娘との約束を果たした後、去年?から懸案だった、既に3枚に裁断して少し躾をしていた洋裁学校に行くきっかけとなった素材を改めてトルソーや自分に着せてみたところ、やはり型紙を引いて…ではなく今切ってある形を生かして、できるかどうかは判らないけど、パレオとショールが服になった…みたいなものができないかなぁ…と。
とりあえずやってみよう!と、この間手芸屋さんでこれに合う糸も買っていたのでボビンに下糸巻いて縫い始め、裾は、食後、食事の最後くらいに、失語症みたいになる、絶句せざるを得ない出来事があり、その気を紛らわすのに最適、と、アイロンかけた後、千鳥がけで纏ることにして、端から端まで縫い終わりました。
編み物の時も思ったけれど、こういう淡々とする作業って、そういう時めっちゃいいわぁー。セラピー。
洋裁学校前にサヨコ先生に手縫いの基本を教えてもらえたのは本当に財産だなぁ。
シーチングで練習の時、「特に表に出る方は繊維の糸1本分だけ掬うつもりで。」と言われた時は「え、ええーーー😨😳⁉️」と思いましたが、実際本番の生地でやる時は、なるべく目立たせたくないので自然とその気になりました。
その1本分掬っただけでも十分止まるということが解ったこともよかったです。
お世辞にも目が揃ってるとは言えないけれど、終わってアイロンかけた時、表側に殆ど目立たなかったからよしとしましょう。
今日はここまで。


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6/16 0:45(6/15のこと)
今日は朝から星ヶ丘まで洋裁学校。2回休んだ私は浦島太郎のようでもあり、でも、今日やることはちゃんとやったり。本当に、個別に見てもらえる素晴らしい学び舎なんですよ〜。私はやっぱり自分の為に「1分間で描く絵」みたいな服を作るだろうから「修正した部分をルレットや目打ちで下に敷いた紙に写したのをシャープペンシルでなぞる」みたいなやり方は目が見えなくて時間のロスでしかなくて絶対に家ではしないと思うけど、洋裁学校でもサヨコさんの裁縫教室の時のように、「躾の掛け方」や「部分縫いの方法」「ダーツの倒し方、縫い方」等々教えてもらうのは、絶対に使えると思います。
で、この間から、懸案の生地をトルソーに纏わせて、相変わらず「エイヤ」で、その道の人は絶対にやらないことをやって作っていくんだろなぁ〜。の、途中経過。

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6/16 23:13
この布で服を作る時、リボンが使えたら便利そう〜…と思い、iPhoneで「リボン ティールグリーン」で検索したらたった一件だけ、上がってきた両面サテンのリボンの色と幅が見た感じドンピシャリで、それがなんと!製菓用品の通販サイトで、だからお菓子の包装用として売られていたのですが、とにかく20m巻を1本頼んだのが物より送料の方が高くはあったけど、今日届くのをドキドキ待っていて、業務が終わってから開けたら幅といい色といいビックリするくらいドンピシャリ!!で!!
(1枚目のは光線の加減で色が違う感じがすると思うのですが、幅のピッタリさが判ってもらえると思います。2枚目で見ると色のピッタリさ加減が判ってもらえるかと。)で、これがあまりにもピッタリなので、今使っている家庭用ミシンが刺繍もできるタイプでミシンの刺繍糸の色々な色が付いて来ていたので見繕ってみるとこれでも相当合っているとのだけれど、このリボン程ではないので、明日またあの手芸屋さんでより合う色があるかどうか見に行って来ようと思います。

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6/17 18:49
今日もここまで目一杯動きました!
動けました!
そして、端切れとリボンを持って行っていたので、帰りにまたおばあさんの手芸屋さんによって、あぁでもない、こうでもないと、検討の末、この番号のは新色だからないと思うと言ったはったのが、奇跡的に一つあって、迷わずそれを買って帰ったら、バッチリでした❣️
右側のうちにあったやつよりずっと合う!

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6/18 9:43
最近着心地が気に入っていて着ている生地を一目見て気に入って人生初めて作った服。中でも気に入っている、耳をそのまま使った袖口とバングラデシュの服にインスパイアされて施した装飾。
たまたま家にいつか何かに使えればと思っていた不思議な糸をバラして使った。
昨日合わせて買った糸くらい色が合っていてニヤリとする😁。
そして、今使っている布地も同じ作家さんの生地、そして奇しくも同じダブルガーゼ素材。
どちらもダブルガーゼ素材だから選んだ訳ではなく、色柄で選んだら、ダブルガーゼ素材だった。
だから「耳」の違和感が無く、使う気になるのかも。
色々ほんまに「習った人」は絶対しないだろうことをやってる。
今、別の視点の話から主人と「習う」「修行」ってホンマに必要?って話になって。
それ自体「思い込まされ」がきっかけかもしれへんけど「思い込み」じゃないのかなぁと。
そう言えば、「B反」等の出る「検品」って日本が一番厳しいっていう。
それって野菜の選別なんかにも通じる気がする。
工業製品の部品なんかは規格外れになると不具合があるかもしれないけど、
最初の2つなんか、
それで誰が幸せになるの?
って思う。
そう言えば私が4月に『羽衣』の舞台で着た着物、「B反やし安くなってますよ。」と言われて買ったものだったことを思い出した。
あれで何か困ることある?
あぁ、そう考えると、
風紀委員とかマスク警察を思い出して来た。
市PTA時代、市教委との懇談会で課長級まではたまに「現場で熱かったんやろなー。」な人がいたのに部長級になるとそんな人どこにもいなくなり、「あぁ、この人達は何もやらなかった(から減点がなく)ここまで来たんやなぁ。」と思って愕然としたことも思い出した。
他人に評価される為に何かしようとすると、他人の減点志向の目を気にしてつまらなくなるんやな。
あ、海外のソーイング・ビーみたいな番組を見てですらそう思うもん。
ってか、そもそもなんで見る方も「減点志向」になるのかなぁ。
人のアラを探し出す人が沢山いる世の中は、確実に面白くも楽しくもない。
そもそも幸せやないからアラ探ししたくなるんやと思うし‼︎‼︎
前回も、今回も、そもそも惚れ込んだ布やから、余すことなく使うのが目標。
今回は服だけで、それが達成できそうな予感。

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6/21 02:08【ここまでできました‼️】
昨夜、
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私一世一代の大博打‼️ならぬ大イベント❗️お陰様を持ちまして昼夜共に無事終わりました‼️
まだ宣言下ですので詳細をアップできないのが残念でなりませんが、
ラ・ネージュもそうですが、「同時代」即ち「過去と未来の接点である「今」生きていること」を常に大事にしたい私が、題材が私の生まれ育った地元でそれを具現化している素晴らしいコンテンツに出会い、それを地元の方にも是非シェアしたい!それならラ・ネージュでではなくあそこで‼︎ということで各方面にご無理を言ってお願いして、全面的にご協力いただき、こんな時にでもお越しいただける方がいらして、人生の様々なところで出会ったご縁ある大切な方々と共に様々を分かち合え、本当に嬉しかったです。
コンテンツの素晴らしさもお店の素晴らしさも皆様に分かっていたさにだけ、それが何より嬉しかったと共に、新たなご縁が繋がったり、旧知の方と、超久しぶりに会われたりもあり嬉しかったです‼️
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まで打って寝落ちしてしまい、
今朝から午後くらいまでかかってお礼及びお知らせメッセージを送り、途中サプライズが届いたり、色々しながらも、合間を縫ってひたすら縫っていました。
結局今日はほぼ手縫い。
人間カバーリングの羽織もの、以前からこの布に合う!と夢雲さんで出会うなり買ったボタンをようやく使えました。
こういう、特に形の決まっていないもののボタンの位置決め、難しいですねー。
例えば鏡見ながらピンで位置決めたとしても、それはあくまでも「穴」の部分で、ボタンはその下に付けるので、全然うまく決められない。
そのうち開き直ってピンで印しといて(今ならとりあえずチャコペンか何かで印する、と、思うんだけど)、抜いた瞬間記憶で真ん中辺りに挟みを入れて切り目を入れて下にボタンを置いて仮留して穴を通れるかどうか確認して、ボタンをしっかり留めて。
実はあのおばあさんのところで色合わせて買った糸は、特にボタンホールを縫うのを楽しみにしていたので、ボビンに下糸巻いて、上糸通してボタンホールのパターンを選んでいざ!と、思ったら、今ついてる留金具ではできないようで😨、急遽手縫いに切り替えようとした時、ミシン糸では細いかなぁ、と、手縫い糸を探したら!何と!以前、糸六さんで買っていた、それも穴かがり糸の色がピッタリで✨早速それでYouTube動画を見ながら、普通すべき密度より敢えてザックリかがって、一番上のボタンの穴は、結果的に最初切った穴でよかったのに最初どうもダメな気がして別に一箇所切ってしまったり拡張したりしていたところは細いミシン糸でかがってから穴かがり糸でボタンホールをかがり、何とか羽織物部分が完成しました❗️
謎の形ですが、体が入り、他と組み合わせると大丈夫になります。(なるはず!)
明日は家族の用事に付き合わねばならず、水曜日から始まる展覧会に向け、火曜日洋裁学校を終え、竹内さんをお迎えに行って帰って来てすぐ搬入できるようにアクリルの台を下ろしたりしようと思ったら暫く作るのはお預けになるのでとりあえずここまでかなぁ。
あとは、この下に着る上パーツの留めをどうするか、
前外と後内から成る下パーツも縫いはほぼ終わっていて、後内以外の留めをどうするかだけなので、もしかすると明日完成するかも⁇
どうしたらできるかを考えながら作るってめっちゃ楽しい❣️
一番の癒しです。

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6/21 21:35

朝から色々サクサク終わり、少し余裕ができたので、上の内側に着る物用のインナーが買えたので、外スカートと上の下側は待ち針1本ずつで留めている状態ですが、身体を入れて写真を撮ってみました。
この後外スカートには最後のボタンをつけ、ボタンホールをかがりました。
上の内側は、中の見えないところにオープンファスナーを付けて閉めることに決めました。
殆ど縫っていないし、いい着物の八掛的に折り込んであるので、色々融通が利きます。
ここから痩せようが更に太ろうが。
娘が受け継ごうが。


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6/21 23:40
前回も今回も、多分、同じくらいの長さ、生地を買いました。
で、前回は、一杯端切れが出たのですが、生地が好き過ぎて繋ぎ合わせて1枚の大きな布にした(思った以上に骨の折れる作業でした。)のですが、今回は、たったこれだけしか残りませんでした。
これがないと試し縫いすらできませんでしたね。
もしかしたら更にここからくるみボタンやループを作るかもしれないので、そうするともっと小さくなります。

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6/22 23:08
ええーー、今日八幡のホームセンタームサシにあるドリームに寄ってオープンファスナーを45cmに調整してもらい、チューブトップの見えないところに取り付けて、プラスチックの透明なスナップを縫い付けたり下のボタン横にマジックテープを縫い付けたりして、一応完成しました!
何となくこんな色の刺繍糸や、コットンの編み物やレース編み用の糸も買ったので、もしインナーにストラップを取り付けたくなったり何かお揃いで持つとか遊びたくなった時、それで何かしたらいいかなぁと思っています。
やっぱり自分で作るの楽しいです。


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一旦ここまで。
この後前スカートの後ろにボタンとマジックテープをつけ、最近ようやく、秋の気配が感じられる、好天の海辺で実際に着ることができました。
着た感じの見た目は↑の写真の通りでした。
前後スカートの組み合わせは機能しました!
ダブルガーゼ素材のベアトップとポンチョの組み合わせは肌触りがよく気持ちよかったです。
ただ、この素材でのベアトップはやはりずり落ちるリスクが高いのでストラップを付けた方が良さそうなので、またそれが足せたら報告します。




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