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在米ママンの不動産投資とロケーション 8

こんにちは。在米20年の大家のママンです。

米国不動産に投資を始めてから10年以上が経ちました。ニューヨーク、オハイオ州、テネシー州での不動産投資の記録を残しておきたくて記事を書いています。テネシー州のNashville 郊外に住んでいます。

地図上ではテネシー州のど真ん中に位置するため、ミドルテネシーと呼ばれているエリアです。米国の不動産投資においてのロケーションの重要さを実感しています。人口が増えていく、または今後栄えていくエリアを見つけたらすぐ行動するのみです。

物件の上昇率が緩やかなオハイオ州にいた頃は安い物件を買ってフリップ(リノベーション)して高く売るということが成り立っていました。と言うよりは、むしろそうすることでしか物件の価値を上げることができなかったのですが、ミドルテネシーのように買った瞬間から価値が上がっていく場所を見つけてからは、購入してから何にもせずに半年後や一年後に売却するやり方もあると知りました。フリップして物件の価値を上げなくても土地の価値が勝手に上がっているのが今のミドルテネシーテネシーの状況です。

2021年のミドルテネシーは、超加熱気味です。人口が増加しているのに物件が全く足りていません。新築物件はコミュニティーがあちこちに売り土地の看板を立てていて、だだっ広い土地に家の土台となるコンクリートの枠だけがずらっと並んでそれぞれ建設許可を待っています。
購入してから半年とか1年で買い換えている人もよく見かけます。とりあえずカリフォルニアから来て新築を建てて1年くらい住んだけど、もっと大きい家に引っ越したいと引っ越す人たちの多いこと。

例えばママンのお向かいさんは昨年250kで建てた家に10ヶ月住んで350kで売却し、さらに大きい家に引っ越して行きました。ということは、新築の家にはタダで住んでお釣りがきたことになるなあ。。。と勝手に計算してしまいました。売却のためにマーケットに出した日に売れました。マーケットに出る前の売却済みも多い今日この頃です。そしてもちろん売却希望価格よりも高値でオファーが殺到しました。買い手は家を見ていません。

アメリカの不動産は購入して5年後10年後に売却すると購入時の倍の価格になることはよくありますが、購入して1、2年でほぼ倍の値段というのはにわかに信じられなかったのですが、今がその時のようです。これがいつまで続くかはわかりません。少し緩やかになるでしょうが、速度が緩やかになっても買った瞬間から上がる場所に土地だけを買って何もしないのは悪くないなあと実感しています。テナントに賃貸する必要もないですし、大家としての悩みから解消されるのでは?と新しい投資方法が気になっています。

不動産エージェントとしては売る家がないのでバイヤーのお客を抱えたまま彷徨っている状態で全く前に進みません笑。建設資材が足りないんです。キャビネットもまだ届かないし、先日見に行ったらまだ床ができていませんでした。フロアー用の板がまだ届いていないと。。。

読んでくださりありがとうございます。


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