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米国の不動産投資には判断力と瞬発力が必要 39

 

購入しそこなった投資物件についてのお話です。

大学の目の前に3ベッド、2バスのコンドミニアムが売りに出そうですよ。とこの物件をマーケットに出す前に
リスティングエージェントが知らせてくれました。

売主もリスティングエージェントも投資家のお友達であり、
マーケットに出る前に知らせてくれるのはありがたいことです。
前もって知らせる理由は、セラーがとにかく早く売りたいから、
ややこしい交渉はやりたくないから。
欲しいと思えばオアファーの準備をしておく。
マーケットに出てからでも値段の交渉はできるが、
良い物件の場合、言い値より高くで競り合いになるので
低いオファーを出したらまず買えない。
米国不動産の公平なことは想像以上に厳しくて、
売りの情報を早く知っていようと、
マーケットに出た瞬間であろうと、
皆に買うチャンスはあります。
それが米国の不動産の公平なところです。
ただ情報を早く知って良いのは、
その物件のことをリサーチする時間が少しあるということで、
どのようなオファーを出すか考える時間があることで計画も立てられますし。
準備期間が他のバイヤーよりもあるので、
物件の情報を集められます。
とはいえ考える時間は1、2時間で十分です。
そこで即決できなければこの物件を買うことはできません。

他の投資家よりも先に知った情報を元に、
1、2時間の間にやるべきことは
オファーの書類とお金の準備だけ。
あとはマーケットに出るタイミングでオファーを出す。
インスペクションはいりませんと伝えることも忘れてはいけない。

この絶対に良い(ママンの個人的な意見です)条件の揃った物件を買えなかったのは残念です。

ー 3ベッド、2バス、1ガレージ付き
ー ロケーション。最寄りの大学ままで車で5分、徒歩だと15分かかるがバス停あり
ー 賃貸の家賃の相場が1200ー1300ドルの物件、すでにテナントが住んでいて家賃も入ってきています。
ー 2003年築。比較的新しく改装する必要がない、状態の良い物件。
ー 毎月の管理費が160ドルと安い
ー 固定資産税が安い。年間1600ドル
ー 値段は135000ドル!
ー リターンは12パーセント

市場に出して2時間で、
5件のオファーが入り
言い値135000ドルに対してオファーは150000ドル。
結局、市場に出して2日で売れてしまった。

ちなみに5件のオファーがあったが
いずれもインスペクションをしませんというオファーであった。
コンドミニアムの場合は私もインスペクションを入れない。
一番高い値段でキャッシュオファーの人が購入しました。

インスペクションなしで即決。
ここが通常の自宅を買う場合と
投資目的で買う場合の大きな違いかもしれません。


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