見出し画像

初めてのソロキャンプ(大洗サンビーチキャンプ場)

キャンプは、何年ぶりだったろうか?
僕が通っていた専門学校は、日本動物植物専門学院という所で、かなり変わった学校でした。レンジャー育成科と言う学部で自然環境やアウトドアなどを学び(今はもう学校自体がない)、授業の一貫でよくキャンプなど野外実習をしていました。余談ですが、科は違いますが、さかなクンもこの学校の卒業生のようです。ぎょぎょぎょ〜
その学生時代以来のキャンプだから、もう30年近くは、キャンプはしていませんでした。

いつかキャンプを再開したいと思い、キャンプ道具を少しずつ購入していたのですが、長続きしない場合を考えて、なるべく高くない物を、通販のレビューやYou Tubeを見たりして揃えていきました。

■テントは、amazonでキャプテンスタッグのツーリングテントを6,000円くらい
■寝袋は、amazonでMINODEERというメーカーの物を2,500円くらい
■寝袋の下に敷くマットは、amazonでSoomLoomというメーカーの物を2,400円くらい
■メスティンは、amazonでBETUの3点セットで2,000円くらい
■焚火台としてニトリのバーベキューコンロ 2,000円
■焚き火シート、amazonでZninesの物を2,200円
■電気敷毛布をヤマダ電気で、2,500円。
■ガスコンロは、岩谷産業のタフ丸、7,000円(これは、ケースが付いていて、風に強いので欲しかった)

ポータブル電源は非常用にも使えると思い、LACHITAを45,000円くらいで購入(これは高かった!)。

あとは、DAISOとかセリアとか、CAINZとかで必要そうな物を揃えました。

そして、ついにソロキャンプに行けるチャンスが訪れました。娘の学校が試験中だから、土日は家で集中して勉強したいと。
お父さんがいると集中できないと・・・

 理由はともかく、家族からキャンプでも行ってきなよとチャンスを与えてもらい、念願のソロキャンプに行けることになりました!

サーフィンもしたいので、海辺でどこか良さそうなオートキャンプ場はないか、キャンプ場ガイドやネットで調べてみると、茨城県の大洗に、「大洗サンビーチキャンプ場」を発見!
ネットで会員登録をして、日にちとテントサイトを選んで、ポチッと予約、あれ?予約できない!
どうやら、宿泊日の4日前になってしまうと、ネットだと予約できず電話で予約しないといけないシステム。でも電話で、無事に11月20日の一泊が取れました!良かったぁ。

当日は、キャンプ場に13:30頃に到着。チェックインを済ませ、テントサイトへ。今回は、ソロキャンプ向きの、スマートキャンプエリアを予約していました。
今のキャンプ場は、シャワーもあるし、トイレも水洗で、なんと暖かい便座のトイレもあって、なんて便利なんだろう!驚きました。

テントを張る場所から、大洗のビーチが眼下に広がり、素晴らしいロケーション。サーファーが気持ち良さそうに波乗りしてます。
自分は、明日の朝に海に入ろう!

初心者がテントを建てるのに、凄い時間がかかってしまって、周りのキャンパーに手伝ってもらったりする事があると、何かで読んだので、自分がちゃんとテントを建てれるか不安でした。テントを建てれず、誰も手助けしてくれなかったらどうしようか始めるまでは、かなりドキドキしていました。が、案外すんなりテントを建てる事ができ安心しました。

照明器具はホームセンターで買った、700円のLEDライトしか持っていなかったので、暗くなる前に火を作っておこうと考え、明るい内から火起こしを始めました。麻紐を短く切ってほぐし、かんなクズをその上に被せ、ファイヤースターターで着火!これもうまくいき、炭に早く火が付きました(チャッカマンもあったのですが、ファイヤースターターを使ってみたかった)。

徐々に炭の数を増やしていき、辺りが暗くなってきた頃に、焼き鳥を開始。キャンプ場に向かう途中に寄ったスーパーに売っていた10本入りの「ネギマ」。赤く燃える炭火でゆっくりと焼きます。焼き鳥の香ばしい香りが漂よってくる。


その間に、お湯を沸かしワンカップ大関を熱燗にします。
ガスコンロの、タフまるでは「鶏鍋」の準備。と言っても、ぷっちん鍋のもとに、スーパーにあった、一人鍋野菜セットと、鶏団子を入れるだけ。
満月を見ながら、焼き鳥を食べ、熱燗を飲み、鍋を頂く。なんて最高なシチュエーションでしょうか。嬉しくなってしまいます。
日が沈み、だいぶ外は寒くなりましたが、炭火と熱燗と鍋のおかげで、全く寒さは気になりません。

焼き鳥と鍋の具材を食べ終わった頃には、既にお腹いっぱいの状態。でも、ふと思ったんです。鍋のスープは捨てちゃいけないと。
そこで、メスティンで米を1.5合炊いて、雑炊を作ることにしました。メスティンも初めてなので、使ってみたかったのです。まだこの時点で19:00くらいだったでしょうか。

お米もうまく炊けて、ドカッと鍋のスープに入れてグツグツと雑炊を作ります。
美味しそうな湯気が蓋から湧き出て、美味しそうな雑炊が出来上がりました。
でも、お腹はいっばいなので、美味しいのだけど進まない。
そこで缶詰のタイカレーを温めて、カレーと一緒になんとか食べきりました(汗)

時計を見たら、まだ22:00前だけど、かれこれ5時間くらい食べてた。
お腹いっぱいで動けないし、火を消して早々にテントの中へ。
コット代わりのビーチチェアにマットを敷き、電気敷毛布の上の寝袋に入りました。
LACHITAのポータブル電源、大活躍です。
電気毛布のおかげで、寒さを感じることなく、眠りにつきました。

ところが、夜中の2時くらいに、「ギャ~」のような「びゃあ〜」のようなニワトリが襲われたような叫び声?鳴き声が、テントの外で聞こえて、驚いて目が覚めました。
動物の鳴き声だと思いますが、正体は分からずです。千葉で大繁殖しているキョンとかでしょうか?

また辺りは静かになり、再び眠りにつきましたが、今度は明け方にキャンプ場の近くの国道を走るトラックやバイクの音がかなり気になり、目が覚めてしまい、そこから眠れなくなってしまいました。
5:30頃から、他のテントの人達も起き出した気配を感じ、僕も気合いを入れてテントから出てみました。
ちょうど、海から太陽が昇るところで、朝焼けの日の出をしばらく眺めていました。
海には、早朝サーファーが既に入っています。波はサイズは小さいながらも、形が良く、ロングボード向きの波で、ロングライドが楽しめそうです。

僕も海に入りたかったので、珈琲を沸かし、テントなどを片付けて、9:00にチェックアウトしました。

初めてのソロキャンプの反省は、「料理は作り過ぎないようにする」です。
料理を張り切って多くしてしまうと、食材もコストがかかってしまうし、食べる時間が長くなってしまい、夜の時間が食べて寝るだけになってしまいます。
次回からは、白米を炊いて、おかずは一品くらいで良いかもしれません。
そうすれば、もっとゆったりとお酒も飲めそうです。

キャンプ場としては、道路の音が気になりますが、綺麗だしロケーションも良く素敵でした。また行ってみたいです。

〈大洗サンビーチキャンプ場〉



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?