凍える大地~小寒の時~【詩】 5 landho! 2014年7月15日 20:39 艱難辛苦の往く年見送り 想いも新たに春を迎える日の射す時間はやや長くなり 季節は緩やかに移ろいゆくされど冷気はぴんと張り詰め 凍てつく寒さが骨身に沁みて止め処なく降る白地を踏みしめ 真冬本番「寒の入り」を知る人生は短いようで長い 地を這いつくばる逆境の日々吹き荒れる寒風にさらされ 果てしなく続く先に底を見るかかる寒中にありてこそ 心身鍛練の限りを尽くせば迷い苦しみはやがて消え去り 多難な前途もいつしか開ける凍える大地に芽生えるいのち 若菜に宿る神々の力正月七日の七草粥 無病息災祈る小寒「小寒」 新暦一月六日~二十日(頃) 寒さが最も厳しくなる前の時 5 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート