ひと風ごとに~立冬の時~【詩】 7 landho! 2014年7月14日 02:52 山河を彩る紅葉も 役割を終えて舞い落ちる頃「秋の入り日はつるべ落とし」と ひと風ごとに天地も冷えゆく 秋と呼ぶには最早時は過ぎ さりとて冬本番には遠く狭間の穏やかな小春日和 戯れるひとときが暖かい季節も人生もその日常は 居心地よく穏やかに流れる冷たい北風が頬を刺しても 木漏れ日に暖かく包まれるされど足元の落ち葉を拾えば 確かな節目に気づかされる楓の絨毯を踏みしめながら 冬支度に心を引き締める「七つまでは神のうち」 吾子の無事と成長に感謝暮れかかる空を見上げながら 小さな手をつなぎ急ぐ家路「立冬」 新暦十一月八日~二十二日(頃) 初めて冬の気配が現われてくる頃 7 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート