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ロート製薬・THE LYPO®(ザリポ) ビタミンCディープカプセルとは?

ロート製薬事業の中で絶好調なのが、化粧品事業です。
2023年3月期決算では「肌ラボ」「メラノCC」ともに100億円を超えるブランドに育ち、コロナ前の売上を超える絶好調。
中でも勢いがあるブランドが「メラノCC」です。売上規模は100億越えなのに前年比66.6%増と、売上を大きく伸ばしました。

酵素洗顔が大ヒットが理由の1つで、ビジネスインサイダーのインタビューによると毎週10万本売れる商品に育ったんだそう。

引用元:2023年3月決算資料

こんなにも大ヒットしていると他社からの参入がありそうですが、ロート製薬は多数の特許を保有しており、高い参入障壁を築いています。
特に注力しているのが「メラノCC」を代表とする「ビタミンC×化粧品」に関する研究開発に力を入れており、質の高い特許を多く保有しています。
市場の注目度が高い特許を示すパテントスコアについても高く、競合優位性を築いています。

引用元:2024年3月 第2四半期決算資料

ロート製薬はビタミンC化粧品に留まらず、特許技術を活かした美容用途のビタミンCサプリの開発を加速させています。


この動きはロート製薬だけでなく、資生堂がインナービューティーブランド「SHISEIDO BEAUTY WELLNESS」を立ち上げるなど、化粧品メーカーがサプリメント開発を本格化しています。

化粧品メーカー各社は事業の多角化を進める一環として、インナーケア領域に力を入れており、消費者としても美容液とサプリを併用し、中と外からのケアができるのはメリットでしょう。

また、消費トレンドに目を向けても、中高価格帯の美容サプリメントのニーズが高まっています。

例えば、@cosmeが予測する2024上半期トレンドのキーワードに「ひとくち美容投資」が挙げれており、インナーケアとしてビタミンCの摂取に注目が集まっています。

こういったビタミンCサプリメントのニーズを反映し、2024年現在、ロート製薬ではビタミンCサプリを3種類販売しています。

  • (左側)「メラノCC ビタミンC粒」

  • (中央)「オバジC インナーリポショット」

  • (右側)「ザリポ ビタミンCディープカプセル」

引用元:公式サイトより改変

「メラノCC ビタミンC粒」「オバジC インナーリポショット」の2つは化粧品ブランドの名を冠した製品ですが、「ザリポ ビタミンCディープカプセル」は美容サプリの新ブランドとなっており、注目すべき新商品なんです。


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