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パリ五輪の閉会式


閉会式は、競泳のレオン・マルシャン選手が、聖火をランタンに移すことから始まり、スタッド・ド・フランスのスタジアムのフランスのマクロン大統領と、オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長にカメラは映ります。

会場へ、各国の旗手を務める選手が入場し、日本は槍投げの北口榛花(はるか)選手と、ブレイキングのシゲキッス中井重幸が務め、

メダル獲得数は金20・銀12・銅13の45個のメダル獲得、日本選手の参加は409名と、史上最高となりました。

アメリカと同じ40個の金メダルを獲得した中国は、メダル総数でも91個の第二位でした。

日本選手団は、緒方美津をはじめ、レスリングの藤波、鏡、樋口、飛び込みの玉井陸と、クライミングの安楽空、森、マラソンの鈴木、ブレイキングの大能寛飛(おおの・ひろと)、
陸上の桐生、上山、田中希美、5種競技の佐藤大宗も参列。

会場はフランスの音楽が流れ、カラオケムードとなり、
オー・シャンゼリゼや、サントンのWe are the champions で盛り上がり、

今回の最終日の表彰式は、パリ五輪のジェンダ平等の精神に基づき、女子マラソン表彰となり、バッハ会長によるメダル授与式がが行われ、

銅メダルは、ケニアのヘレン・オビリ選手、
銀メダルは、エチオピアのティグスト・アセファ選手、
そして金メダルには、最後に脅威の追い抜きをした、オランダのシファン・ハッサン選手が、5000メートルと10000メートルの銅に続き、今大会3個目のメダルでした。

マラソンでは、日本選手の赤崎暁、鈴木優花(2時間24分2秒)の6位入賞も素晴らしい記録でした。

ボランティアとアスリート委員への感謝の式典の後、会場は暗転し、五大陸を表したオブジェに光が走り、上空からgolden voiger「黄金の旅人」が出現します。

golden voigerは、1977年に打ち上げられた宇宙船のイメージから作られ、フランスの世界的ダンサー:アルチュール・カードルが演じ、ギリシャの国旗掲揚と斉唱が行われ、776年に始まった2800年のゼウスの祭典:オリンピアが振り返られます。

1894年の会議で、クーベルタン男爵により近代オリンピックとして復興され、96年アテネ、そしてパリと、4年ごとに開催されるようになりました。

会場の五大陸を表したステージには、ダンサーやアスリート、消防士などの110名が、シンプルなグレーの服に身を包まれて現れ、五輪の輪を動かしながらパフォーマンスを繰り広げます。

煙の中からグランドピアノが現れて、スイスのピアニスト:アラン・ロシュが空中に舞い上がりながら演奏をし、
パリ五輪の大会を振り返る映像が流れます。

ステージにフランスの人気グループ「フェニックス」が現れ、カヴィンスキーの歌やギタリストの演奏で織り上がり、

ステージの最後にはステージを降りて、選手団の中に入り、高々と掲げ挙げられて、ジャケットを脱いで飛ばす、格好いいシーンでした。

17日に及ぶ大会では、32競技で329種目が行われ、競技は1競技、種目は10減ったものの、男女の混合競技も増えました。

多様性を重んじたパリ五輪の代表選手として、5連覇したロペ、フランス柔道のリネール、中国卓球の孫穎莎などの選手が登場し、パリ五輪会長のトニー・エスタニゲのスピーチが続き、パリのイダルゴ市長から次期開催地ロサンゼルスのカレン・バス市長へ五輪旗が引き継がれます。

LA28の次の開催国アメリカは、1984年からの3回目のオリンピックとなり、国歌斉唱の後、62歳のトムクルーズが上空から現れ、会場の選手と握手をしながら、オリンピック旗を持ってバイクで会場を去り、ロサンゼルスへと場面は映ります。
ケイト・コートニー・ジャガー・イートンが続き、マイケル・ジョンソンも現れ、ロスのメモリアルコロシアムが映ります。

LAのビーチでは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ビリー・アイリッシュ、スヌープ・ドッグのステージが華やかに繰り広げられ、

最後にレオン・マルしゃんがランタンのひを吹き消し、
シモーネがマイウェイを熱唱し、花火があがり閉幕となりました。



スケボの堀米さん、柔道の阿部さんの連覇に感動し、
ゴルフの松山英樹32歳の悲願の銅メダルや、フェンシングの江村美咲さんの、限られたチャンスの中で一歩踏みだす勇気に涙し、

体操、レスリング、飛び込み、クライミング、ブレイキング、卓球、バドミントン、陸上、競泳、バレー、バスケ、サッカー、水球での活躍など、
数えきれない多くの感動くださった選手の皆さん、ありがとう!

ロス五輪まであと4年、もっとメンタルを磨いて、頑張る勇気をいただいたことに感謝です🤗



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