2020年 晩夏のスペインに行く(1)
■プロローグ
コロナで世界的停滞を余儀なくされた2020年、La Bienal Flamenco de Sevilla ラ・ビエナルフラメンコ・デ・セビージャの開催が決まりチケットが発売された。
先がどうなるか分からない状況だけど、チケットが無ければ公演を見ることは出来ない。
その頃は日本からスペインへの入国は許可されると言われていたけど、どうなるか分からない。
でもきっと入れる様になると信じて公演チケットは購入する。
そうして一部の入国制限除外国に日本が入り、渡西が出来る事にはなった。
https://www.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_001124.html
出国は渡航中止勧告は出ているものの禁止はされていない。
法律的にビエナルに行く事が出来る様になった。
■決まらぬ飛行機
が、とにかく今回は飛行機が定まらない。
①当初予約していたJAL(イベリア航空)直行便は早々にキャンセルが決定し、全額返金。
②この時点で国際線が運航していて実績があるエティハド航空を予約する。
→予約便キャンセルで1日ずれる
→アラブ首長国連邦への飛行機がPCR検査の陰性証明保持を義務付ける
③PCR検査は自費で4万円かかる為、アエロフロートを予約する
→アエロフロートがまだ就航していない事がわかる
→キャンセル規定を調べるがキャンセルしても返金不可のチケット
→フライト自体のキャンセルまで待つ
④ターキッシュエアラインズが運航している事がわかる。
→フライト状況をコールセンターに確認
→現在確実に週に2便飛んでいるのでそこに合わせて予約すると良いとアドバイスをもらう。
→PCR検査も課していない
→アエロフロートのキャンセルが決定し全額返金
→ターキッシュエアラインズを予約
⑤エティハド航空のキャンセル規定により、キャンセル料を払ってキャンセル。
キャンセルがコールセンター受付しかなく、しかも英語のオペレーターしかない。
今後ちょっと考えものだと思った。
現在学んでいる旅行約款が果てしなく役に立つ。
最終的にターキッシュに決まったのは出発の約10日前だった。
その後もいつスペイン入国許可が取り消されるか、フライトが変更やキャンセルになるかと気が気でなかった。
(続く)
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