スペイン夏の陣2023(8)〜グラナダ〜
この日はそもそも公演の設定がないので
遠出の弾丸グラナダ
(弾丸ばっかりだな😂)
前回アルハンブラ宮殿を訪問した時に
予約は取っていたんだけれど
並ぶ列を間違えていて
2分遅れでナスル朝宮殿に入れなかった😢
基本的にアルハンブラ宮殿の観光は
アルカサバ
ナスル朝宮殿
ヘネラリフェ
の3つのエリアに分かれていて
それぞれ入場チケットが必要となる
そしてナスル朝宮殿だけは
訪問時間の予約が必要で
その時間以外は入場できない
今回はどうしてもライオン宮の噴水の写真を取りたい
(そのさらに前に訪問した時は修復中でライオンがいなかった)
ということで空いてる日にグラナダに行きたかったのだけど
今回空いてる日が結局この1日だけなので
弾丸日帰りとグラナダと相なった
マドリッドからグラナダまでは
4時間弱くらいの直通列車がある
コルドバまではアンダルシア路線を走り
そこから分岐してマラガ、グラナダ方面へ向かう
そしてアンテレラ・サンタ・アナ駅でマラガ行きとグラナダ行きに別れて
山の中を塗ってグラナダに向かう
この当時はマドリッドーアンダルシア路線は工事の為
列車遅延が案内されていた
この時もコルドバの手前で20分ほど立ち止まって動かず
最終的に30分遅れでグラナダ着
ちなみにレンフェは
遅れた時間によっては料金が帰ってくるらしいので
列車遅延した場合は
到着駅で確認して見てください
(この時も既に大行列ができていたけれど私は時間を優先しました)
さてグラナダ着いた
今回のミッションは写真📷🏞️
アルハンブラ宮殿のチケットは
取得時に大変慌てていた為
アルハンブラ公式でなく
なぜかトップページに出てきた旅行会社で申し込んでしまった
よって旅行会社に受け取りに行かねばならない
その締め切り時間も迫っている
グラナダは鉄道駅、バスターミナルエリアから
カテドラルのある中心街までは
徒歩で30分ほどである
バスもあるけどどのくらい待つかは分からないので
写真スポット探しながら歩いて行く
グラナダ久しぶりに来たな~
とテケテケ歩いてカテドラルまで着き
旅行会社の事務所を目指してアルハンブラの方へ向かう
アルハンブラ宮殿は
世の大半の城と同じく高台にある
なので入口にたどり着く為に
相当な上り坂を登らねばならない
(まあミニバスも走ってるけどね)
旅行会社はそのアルハンブラ宮殿の入口へ向かう
ゴメレス坂の途中にある
おら~っ✋と入って行くと
同じような旅行客でいっぱい
予約No見せてナスル宮の入場QRコードのプリントと
日本語音声ガイドがこの事務所にはないので「ここで借りて~」という
案内マップをもらう
ナスル宮の入場が14時との事
現在は12時過ぎ
さあどう組み立てよう
グラナダで行きたいのは
アルハンブラ宮殿(全部)
アルバイシン
アルバイシンはアルハンブラ宮殿の谷をはさんだ向かい側で
細い路地に白い建物が立ち並ぶ丘である
アルハンブラ宮殿の全景写真は
アルバイシン側から撮られたものが多い
そしてアルバイシンの白い壁に太陽が当たると美しいので
日が高いうちにどちらも回りたい
14時にナスル宮殿に行くとして
その後にアルバイシンに来ると
若干日が傾き始めているであろうから
先にアルバイシンに行く✊
と、ここでも地道に弾丸の道を選ぶ
途中まで登ったゴメレス坂を下って
谷を横切り
ヌエバ広場を通って
アルバイシン側にあるサン・ニコラス展望台に向かう
14時のナスル宮に遅れると
今回グラナダに来た意味がないので
ニコラス展望台までの最短ルートであるアルバイシンの細く急な坂道を
えっちらおっちら登って行く
(ちなみにバスもあるけど今回は待ってられない)
因みに道が入り組んでいてわかりずらいので
GPSで現在地が取れない人は
遠回りの大通りを通るかバスがお勧めです
ヌエバ広場から最短ルートで上がって行くと
展望台までは15分くらいで着く
汗だくで到着するけど
一瞬で疲れが吹き飛ぶ景色が待ってます
そして写真だけ撮って
またとんぼ返りで坂を降りて行く
途中で小さな広場があって
ちょっと下から見上げる形のアルハンブラ宮殿が出て来た
ここもいいなぁ
やっぱり光の加減がちょうど良く
先にアルバイシンに登って来て正解だったと
自己満足に浸りながらアルバイシンを降りて
またゴメレス坂を登ってアルハンブラ宮殿を目指す
アルハンブラ宮殿のチケット売り場は
ゴメレス坂を登りきった一番上にある
でももうQRコード持ってるから
途中の裁きの門から入って
その近くでオーディオガイドを借りるといいわよ
と旅行会社のお姉さんが教えてくれた
「オーディオガイドはここで借りてください」場所を目指すも
どこだかわからない
管理センターみたいなとこで聞くと
「この人に聞きなさい」とあるおじさんを指定される
???と思って「おら~(こんにちは〜)」って話しかけると
「アナタハニホンジンデスカ?」
と言われたので
あ~なるほど、日本語話者だったのね
って事でオーディオガイドはあそこで借りるんですよ~って教えてもらった
なんとなくだけどコロナを経て
観光地で日本語話せる人が増えてる気がする
みんなコロナの間に勉強していたのかな?って思った
14時の15分前からナスル宮殿は入れるからね~
という事でちょうどいい時間になったので
最大の目的のナスル宮殿へ
いつもめんどくさいので
オーディオガイドを借りることはないんだけど
今回は旅行会社の料金に入ってるし
せっかくの日本語ガイドだからしっかり聞いておこう
って実行できたのは最初の2、3個のみで
写真撮る方に夢中になっちゃって
音声が全然頭に入ってこない
もともと電話しながらメモ取れない人なので
何か動作やってると耳から入った内容が頭に残らない
結局借りるのがめんどくさいのではなく
オーディオガイド自体がめんどくさいのだ
ということがわかったので
もうナスル宮殿出てすぐに返却
念願のライオンも観れたし
最大の目標はクリア
しかしこの宮殿は装飾が本当に美しい
そして今度はアルハンブラ側から
日の光り輝くアルバイシンをみれて満足
続けてカルロス宮殿に行くんだけど
横を通りながら
あれ?ここって確か円形の建物じゃなかったっけ?と思う
以前アルハンブラに来た時の写真で、円形の建物として写っていた
でも今横を通ってると
四角形の通常の建物にみえる
と不思議に思いつつ正面へ回ると
あ、やっぱりそうだ
って中は円形
これってすごくない??って勝手に一人で感動して
写真撮りまくって
続いてアルカサバに向かって
塔の上からより高い位置からのアルバイシンを狙う
見張りのためのものなので当然ではあるが
大変見晴らしが良い
グラナダ市内も一望できる
そんなにべらぼうに人が多いわけでもなく
写真撮影も快適
さて
帰りの列車の時間を加味しても、あともう少し時間が取れる
であれば入場料に含まれているヘネラリフェも行ってみるか
ヘネラリフェとは宮殿から徒歩で10分ほど離れたところにある別荘で
歩き回って疲れた足にはちょっときついのだけど
花壇や噴水がとても美しいエリアである
実はこの庭園から見たアルハンブラ宮殿の姿が繊細なフォルムで
アルバイシン側からの眺めとまた違って私はとても好きである
う〜ん、今回のアルハンブラ大満足😊
時間もちょうどいいくらいだしもう降りるか
流石に歩き疲れた
下りって更に足に負担かかるんだよね〜
って思っていたら
一番頂上にあるチケット売り場近くのバス停にバスが止まっている
あれ乗って帰れるんじゃない?
と思って運転手に「坂下る?」って聞いたら
「下りるよー」という返事だったので迷わず乗る
途中ゴメレス坂から逸れて街中通って
最後は街の中心のイサベル広場まで連れて行ってくれた
下りの足への衝撃を回避できたのは大きい
ちょうど帰りの列車の出る一時間半ほど前
これまで何も食べる暇なかったな
お腹すいた
グラナダってバルのビールに色々ついてくるんだよね~
って以前入ったことのあるバルを探したけど見つからず
食事の時間からも大きく外れてしまっているので
とりあえず何か食べれるところで
ワンプレート+ビールを頼んで
さらっとお腹を満たす
いやぁグラナダ満喫
さて駅まで帰るか
さっきみたいにバスないかなと思ってると
ガイドブックに3番と33番で駅から市街地にいけるって書いてあった
33番のバスがやって来た
「駅いきます?」
と聞くと
「バスターミナルで降りればいいよ〜」
とのことだったので乗って
でバスターミナルってどこだっけ?
って地図見てたら、なんか駅をかすめてだんだん離れて行ってる
あ、これはやばい
多分降り損ねたと
次のバス停で降りて結局徒歩で歩いて戻る
しかしその道すがら、グラナダの闘牛場に遭遇し
結局写真好きは
やっぱり自分の足で歩くのが1番だよな
って結論に至る
グラナダの帰りの列車は特に問題なく
予定通り23時ごろマドリッドに帰り着く
7時出の23時戻り
それでもこれだけグラナダ楽しめたから
気力体力ある人は
マドリッドから日帰りグラナダにチャレンジしてみてください
(ただし何かあっても責任はおいませんので悪しからず✋)
(続く)
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