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スペイン夏の陣2023(6)〜トレド〜

さて

予定を決めていなかった

今日からのマドリッド2日間


日帰り往復できる場所で

移動手段が確保できて、と


どこ行こうかと考えて

そうだ、トレドに行こう!


前回行った時は一眼レフがなかったので🙂


望遠のいい写真が欲しい

という事でトレドに決定


トレドはマドリッドから鉄道で30分くらいの

非常に手軽に行けるスペインの古都である


観光客にも人気が高く

マドリッドのアトーチャ駅のチケット売り場には

トレド専用受付もある

今は大抵ネットでチケット購入してしまうから

チケット売り場に行くということは

まずなかったんだけど


トレドに行こうと決めて

ネットでチケットとって


ここからだと地下鉄2号線→1号線で

30~40分くらいかなということで

ホテルを出たんだけど


そう

SOL駅で1号線に乗り換えようと思って

前述の1号線の工事を知ったんですよ


近くにいた警備のおじさんに聞くと


工事で路線短縮してるから

この先は行かないよ


チケットは何?メトロ用?

じゃあ〇〇駅まで行ってバスでアトーチャ駅まで行けるよ
(聞き取れず)


親切にありがとう

でもそれじゃ間に合わない~~

ということで

おじさんにお礼言って

SOLからアトーチャ駅まで歩く

というより走る


そもそも徒歩で30分弱くらいの距離なので

走ればギリギリ間に合う。。。筈だったけど


なんとか駅には発車3分前についたけど

アトーチャ駅の1階(Primera Planta)と地上階(Bajo)を間違えて

1階に行ってしまって、「トレドはBajoだよ」

って言われて。。。


そこで時間切れ

列車行っちゃった😭



帰りのチケットも取っているので

仕方ないから次の列車を予約しようと思ってネットを開くも

無情にも次の列車は完売😭


その次のやつだと1時間以上足止めとなってしまう

しょうがない

窓口ならなんとかなるかと思い

ものすごく久しぶりのチケット売り場に行く


「この列車乗り遅れたの。変更はできない?」
(格安なので出来ないのはわかってる)

「買い直しが必要になるわね~」

「OK。じゃあお願いします」


と言って

窓口のお姉さんが取り直してくれたら

ネットでは買えなかった、次の列車!!


言ってみるもんだな


ということで、もう乗り遅れないように早めに手荷物検査をすませて

待合室で列車を待つ


久しぶりに目一杯走って

足が筋肉痛直前ではあるが

なんとか30分のロスでトレド到着
(トレド線は約30分置きに列車がある)


久しぶりに来たな~

ちょっと曇ってるけど

逆にそれが古都のいい感じになってる

古都トレド


前に一度来てるから写真スポットもわかってる

行きたいところだけちょいちょい回って

セルバンテスらしい
カテドラル



いつもは入らないカテドラルの中に入ってみる


かつて首都だっただけあって

ものすごく重厚で素晴らしい


なんとなくセビージャのカテドラルに似てる


入場チケットはカテドラルの入口の前にあるお店なんだけど

そこでオーディオガイドも含まれてると言われたので

オーディオガイド貸出の様子を見ていたら

機器のスマホのデポジット料として50€と引き換えと言っている


基本的にカード万能の国なので

通常現金はほぼ持ち歩かない


日本語版のガイドはないとのことなので、

それなら結構ですとお断りして

カテドラルでは写真に集中する

”荘厳”の一言に尽きる



行きの30分のロスがあったので

本当はもう一箇所回りたかったけど諦める


そして呼び込みやってるお店でさっとごはん食べて

帰りの列車の時間まであと1時間となったところで

トレドの町から降り始める


観光地によくあるお土産物屋さん通りを通って

駅の方に向かっていると


西洋のお城とかに飾ってある

中世の騎士が着る鎧が置いてあるお店があった


これまでも剣とか飾ってあるお店がいっぱいあったけど

歴史が古いからそんなものか~

と思って見ていたけど


ふと既視感あるものが目に入った

え、え~刀??

右側の壁に飾ってあるやつ


どう見ても侍の刀が飾ってある

思わず中に入ってお店の人に


「何これ?日本の刀?どういうこと??」

と聞くと

「そうでしょ~。でもこれトレドの物なんだよ、ほら」

ってついてたタグを見せてくれる

メイドイン トレド

本当にトレドの工房で作られたものらしい


え〜??

どう見たってフォルムといい、持つところといい

日本の刀なんだけど!!


聞くところによると

トレドには75件のこういう剣とか刀とかを扱うお店があるらしい

刀がいっぱい
西洋の剣もある



日本の刀とそっくりなのがあるのは

なんでなのかは自分も分からないけど

多分トレドのものが日本に渡ったんじゃないかな~


とお店の人は言ってたけど。。

いやそんなことはない

一つだけ思い当たる節がある


支倉使節団とかがスペインに訪問した時に

侍だから持ってたんじゃないの?

それがトレドで定着したんじゃないの🤔


それ以外に

こんな同じ形の刃物が

スペインに存在するなんて考えられん


少なくともお店の人の言う様に

スペインから日本に刀が伝わった説は

違うと思うぞ😑


学者さんとか刀に詳しい人

誰か教えてください🙏


ってあまり道草も食ってられないので

写真だけ撮らせてもらって帰路を急ぐ


トレドの町は駅から徒歩で20分ほどかかる

街に中心から降り切るのも

10分~15分かかる

どうせ色々写真撮りながら降りて行くので

このくらいで

駅にちょうどいい時間にたどり着く


帰りの列車は問題なく乗ることができて

夕方にはマドリッドに戻ることができた


であれば、、、

徐々に出来上がって行くファルキートのマドリッド公演行こう!

ってことで駅でコーヒー飲みながら公演チケット取って

ホテルに戻って準備して

3回目の公演観賞に向かう

ファルキート公演の様子はこちら

(続く)

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