見出し画像

【番外編】横浜歴博の考古学展

🍵横浜の陶磁器師、宮川香山を推すnoteに、
ようこそお越しくださいました♪
🍵今回は番外編、4月20日に友人と行った博物館の感想になります。
土器というのは、数多くの工程と技術を必要とする、
古代の人々が編み出した大発明、
ビックサイエンスの結晶です!!🛖🛖🛖🛖🛖

土器の発祥というのは、一つの起源地(西アジア)から全世界へ伝承されていったものなのか(これを一元論と言います)、複数の場所で発明されたのか(これを多元論と言います)、いまだに議論が交わされていると、縄文土器作り体験の工房にあった本で読みました。

この土器が陶磁器の前身となり、世界各地で研究・発展し、宮川香山の奥義に繋がっていくのです。

では、私と一緒に、今回の展示を、つまみ食いしていきましょう。
目次からお好きなトピックスをお読みくださいませ💡🍭💡

古代には音楽ってあったの?

縄文時代には土で作った笛や鈴、弥生時代には琴などの楽器も出土しているそうです。ただ、どんなメロディだったかは知りえないみたいです。残念……

めっちゃ可愛い形です。


中身はこうなってます。意外と複雑。

この笛吹きボトルは、儀式に使われていたと考えられています。トウモロコシのお酒を入れ、注ぐときや出す時に音が出ていたみたい。なんだか風流ですが、使い方はまだよくわかっていないそうです。

可愛いデザインいっぱいあります。
トランペットまであったんだ!!
たぶん太鼓とかもあったんじゃないかなあ。
聴きたいなあ古代の音楽……
神様みたいな妖怪みたいなのが見えます。
エキゾチックですね。

土器ってどうしてあんなに綺麗なの?

前の縄文土器作り体験の時に学芸員さんが言っていましたが、あるんですよ、失敗作も😧😧😧
展示の際にバイアスかかっているそうです。

でもね、今回は失敗作もちゃんと見せてくれています。
さあ、ご覧くださいませ。

ほら、ちゃんと(?)ヘタでしょう?
こういったものもかなり出土しているそうです。

古代に学校や遊びとかはあったの?

学校があったかどうかを示す遺物はないそうで、その手の文化に関しては全くわからないそうです。ただ、江戸時代の子どもたちが遊んでいた『泥めんこ』にそっくりなものは見つかっているみたいです。

これだけだと、マジで何に使われていたのか分かりませんね。

古代にも考古学者はいたの?

いました!!少なくとも江戸時代に科学野郎はいました。見つけた矢じりとかを大切に残している家とかがあり、それも展示されていました。

『Dr.STONE』(ドクターストーン)のクロムですね!!
文明発展は情報の蓄積です。過去を踏まえ、今を更に豊かにする好奇心のカタマリの科学野郎(言い方悪くてすみません…ドクタースト―ンによせています)、または科学女が、この世界、この生活を豊かにしてくれるのです。

科学野郎、クロム。

モテる男女の特徴って、現代とどう違うの?

今回私が一番気になっていたことはこれでしたが(あとはトイレどうしてたか)、そういうことは残りようがないみたいで、サッパリわからないそうです。メイクしてたのかな、女の子は痩せている方がモテたのかな、ふくよかな方がもてたのかな?
あ、ちなみにトイレはその辺の側溝でしてたみたいです。

さいごに

クイズ形式のワークシートを埋めながら展示を回りました(全問正解でした🥰)が、大人でも十分楽しめる内容で、本物の土器に触れることもできましたし、古代についての一通りの疑問が解決しました。一番後ろの方の展示では、子どもたちによる考古学新聞(ものすごく高いクオリティーです…必見!)や、質問コーナーもあり、この日提出した自分の質問の回答を見に後日またここに来たいとも思いました。


皆さんも、ぜひ、横浜歴史博物館に行ってみて下さいませ🛖🚶‍♀️🚶
6月23日までやっているみたいです🏛️🎶

下記、横浜歴博の公式ホームページです↓↓↓

https://www.rekihaku.city.yokohama.jp/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?