見出し画像

2024年5月4日

九段下にある昭和館へ。昭和の懐かしい庶民の暮らしがテーマかと思っていたが、常設展示はもっと重い内容だった。

戦前から戦後復興の昭和30年くらいまでの、主に戦没者遺族をはじめとする国民が体験した生活上の苦労がテーマ。戦争という大義名分のもと国からの命令に従って日常生活がどんどん悲惨になっていく様子を見て、国民一人ひとりは個人としてはどう感じていたんだろうと思った。祖父母や父母もこの時代を生きていたんだな。どれだけの苦労をしたんだろう。資料映像の中の人たちは悲しそうにもたくましそうにも見えた。

昭和館を出るとこの上ない晴天。平和なゴールデンウィーク。ベローチェのコーヒーゼリーが美味しい。帰宅して留守番していた猫のおなかに顔を埋めた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?