日々是精進⑤

どうも松下です。

五回目になりました。

プリプロ〜撮影〜ポスプロと一連の制作の流れを経て、 完成した映像作品がようやく納品となるわけなんですが、

この“納品”にも未知の情報がふんだんに盛り込まれていました。

完成した映像をどこへ納品し、どういったメディアで公開するのかによって納品形式が変わってきます。

WEBで扱うものはデータ納品、テレビで扱う物はテープ納品だったりするし、
データで納品といってもmp4/h.264とかmpeg/MPEG2とかmov/ProRes 422とか、、、テープで納品といってもHDCAMとかXDCAMとか、、、

納品物の内容も、テロップも含めて編集作業やMAが済んで放送用やWEB用などにフォーマットが完了した“完パケ”と言われる映像のほかに、テロップや字幕などが入る前の状態の“白完・クリーン”といわれる映像があったり、、、

さらに“OMF/AAF”といった音データや完成した映像を元に作成する最終的に確定したコンテや台本などの資料、出演者や使用曲の権利元を証明する書類などなど、、、

作品の内容や納品先により様々違いはありますが、納品形式や完成した映像以外に作成しなければならい必要物が複数あり、言われるがまま、為すがまま、一ずつ必要なモノが揃っているかを確認し、なんとか納品まで無事完了することができました。

会社に入った事で携わることになったプリプロやポスプロについて、その業務内容や進行の仕方やいちいち分からず、躓く度に多くの人たちの手を借り、時間を奪いながらギリギリで進行させていただいてました。

折角こんな場があるなら、不足した自分の知識や技能向上に役立てようと思って始めたこのコラム。

コラムを始めた当初は、映像業界の中でも未踏だった分野について学んでく場としての活用を考えてました。

結局、喫緊の課題をいくつも露呈しながら過去の事案を回想するだけの記録スペースになってしまいました。。。

なんだか焦ってばっかりであまり良くないとは思いますが、プロデューサーという肩書きを掲げている以上、それ相当の知識や技術を持ち合わせてた上で日々の業務にあたるべきなんだろうな

と自問自答しています。

精進します。