我流・業界研究所(仮) 第1回:「Note」流行の経緯を知ろう

こんにちは。
毛布をいつ押し入れにしまえばよいか絶賛悩み中の高橋です。

前回から長く期間が空いてしまいましたが、
今回から本格的に我流の業界研究をしていこうと思います。
〝業界研究〟と一口にいっても様々な業界があるわけで、
手始めに今回からしばらく、ランプのコラムを連載している
「Note」という媒体について研究していきたいと思います。


■Noteという媒体について
Noteは文章・画像・つぶやき・音声・動画の五種類の記事をPCやスマホから
作成し、公開・販売することができるメディアプラットフォームです。
サービスの開始は2014年4月。
開始から数年はユーザー数が伸びていませんでしたが、2018年頃からユーザー数が徐々に増加し、現在ではアクティブユーザーが6300万人を突破しています。
(参照URL: https://note.jp/n/n705929417079)
一体何故ここまでの人気を博す用になったのでしょうか?

画像1

■Noteは何故流行ったか?

上記の画像からわかるように、
2020年を境に爆発的にユーザー数が増加しています。
これは言わずもがな、コロナウイルスによる
巣ごもり需要の増加がきっかけであることは想像に難くありません。
しかしそれは単なるきっかけで、図をよく見ると2018年ごろから
じわじわと利用者数が伸びているのがわかります。

この時期、一体何が起こっていたのでしょうか?

まず最初に思いついたのが「SNS疲れ」というワード。

調べてみると、2017年頃から「SNS疲れ」を取り扱った記事が
多く見られるようになりました。(早い記事は2016年頃3月あたりから)
「これは!」と思い、SNSの利用率を調べてみると意外や意外、
そこまでSNSの利用率は下がっておらず、
むしろ一部のSNSを除いて、利用率が上昇、
もしくは横ばい傾向にあるのがわかります。

画像2

(参照:https://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/
では一体何故Noteのユーザーが増えていったのでしょうか?

はじまりは大手ブロガーたち

2016年2月10日に投稿された下記のブログには、
Note流行の発端がまとめられていました。
(参照:https://ninoya.co.jp/ninoya_log/web_journey/8029
要約すると、2016年あたりから、
有名ブロガーたちが軒並み活動の場をNoteに移行した事がきっかけのようです。
記事の内容を乱暴に要約すると「Noteの方が稼げるぜ!」的な内容で、
爆発的なユーザーの増加にはつながりませんでしたが、
そこから多くのブロガーたちが徐々にNoteに移行、
ブロガー、あるいはそのユーザーたちが流入してきた結果、今のNoteがあるようです。


私見:Noteの良さとは
大手ブロガーたちの参入によるNote文化の下地形成、
コロナウイルスによる巣ごもり需要増加が今日のNote人気につながりました。

ここからは完全な私見ですが、
Noteが流行した一番の理由は、Noteがもつ〝シンプルさ〟にあると思います。
とかく現在は〝情報過多社会〟といわれています。
SNSやホームページを開けば知りたくもない情報や広告が表示され、
どうでもいい芸能人の不祥事や心痛む凄惨な事件を知ってしまい
心を余計にすり減らしてしまうことが少なくありません。

ブログと違い、サイトデザインがある程度統一され、
記事の中で提示される情報は文字や画像や映像リンクのみ。
そしてなにより、無駄な広告が出ない〝情報のシンプルさ〟こそ、
Noteが人気を博している理由なのではないかと思います。

また、書く側にとっても、
ブログ時代のように広告をベタベタ張ったりする必要がなく、
純粋な〝書く能力〟や〝情報を切り取る力〟
問われる点が人気の理由なのではないかと思います。


次回は、〝Noteで読まれる記事とはどんな記事か〟をテーマに
あれこれ書いていこうと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

高橋

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