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自宅サロン開業の理由

こんにちは
宮﨑 麻千子です
大阪生まれ、熊本県八代市育ち
関西弁と熊本弁の二か国語話せます!(笑)


私は今でこそ、ゆっくりこどもに寄り添い自分の時間を持って、自宅サロンを経営し自分の気の合う人仲間にして、ストレスフリーで仕事ができていますが、初めからこうだった というわけではありません。


小児歯科受付として10年勤務し、その中で2度の出産を経験しました。
1人目を妊娠するも、つわりがひどい食べられない、嘔吐や嘔気が1日中。 頭が回らない、倦怠感がひどい、でも受付は私だけしかいない。
『妊娠は病気じゃない』何度もいわれ点滴をして、仕事をしていました。 今思うと無理していたのかもしれません。


『女の子ですね』
妊娠7ヶ月安定期に入り
名前を『煌』(こう)と付け準備万端楽しみに待っていました。


ある日、やけにお腹を蹴るな~~
みんなは『そんな日もあるよ』 と言ってくれましたが、胸騒ぎがして病院へ


『なんもないけど、もう少し詳しい検査してみる?』 いやそうなドクターでしたが食い下がってよかった。


検査の結果を見て
ドクターの顔色が変わる
『すぐオペの準備して!!ルートとって!!!』

つわりでご飯を食べれてないせいで話がわからない 涙があふれる。

震える手でサインをしてオペ室へ 気づいたら腰椎に麻酔をして帝王切開・・・

ほどなくして娘がみえた

『真っ白なきれいな赤ちゃん』


胎児仮死状態
ドクターが心肺蘇生を試みる


一命は取り留めた
ここから1週間は、娘はNICUで入院となる


原因はへその緒の弁が壊れていて娘の血液や酸素が私に流れ込んでいたと説明を受けた。

自分の体が回復しないまま、病室とNICUを行ったり来たり 500mℓのペットボトルぐらいしかない娘

みるみる体の色が変わりか顔も腫れぼったい
脳の細胞が徐々に退化して機能しなくなっている。


肝臓が持たず薬が使えない
毒素が全身に回る
それでも生きてほしいと願った。。。

私の退院日
身支度をしていると呼ばれた

ドクターが心肺蘇生している

呆然と夫とたちすくみ
娘は息を引き取った。


看護師さんの話によると
退院の準備をしに行ってすぐに容態が急変したのだという

『一緒に帰りたかったんだね』

そういいながら夫と煌ちゃんのエンジェルケアを行い 家に帰った。

自分のせいだと何度も何度も思い責めた。


どうして無理したんだろうって。

ドクターは 『3%の確率で起こる病気なので
決して自分のせいだなんて思わないで下さい。 ママの体の中に入った赤ちゃんの血液の量で ママが早い段階で気づいた事がわかってますよ。』
あの日病院に行ってなかったら
お腹の中で亡くなって戸籍に残せなかった。。。

その言葉に救われ立ち直る。



そこから、まもなく2人目の妊娠が発覚 !!


同じようにつわりがひどかったのですが この子を守れるのは私たちしかいないと強くなりました。
ただ、親しい友人にもギリギリまでいえず

無事に産まれてきて!!
と願うばかり。                    


帝王切開で無事娘を出産!!!!!
家族や親戚一同大きな幸せに包まれ
みんなで喜びました。

『煌』ちゃんが引き合わせてくれた次女の 一つ一つの行動は 私たちに毎日、毎日笑顔と幸せを与えてくれました。


『煌』ちゃんやこの子の為に、全力を尽くしてくれた看護師さんみたいになりたい!!と 思い

ダメもとで娘を出産後育休中に受験勉強をして、
看護師の専門学校を受験したところ・・・


まさかの合格!!めでたいこと続き!!


職場に相談し、午前中バイトとして歯科で働き、午後から看護学校へ行くこととなった。


4月娘は保育園入園、私は看護学校入学 様々な年代の人がいて、それぞれいろんな事情を抱え勉強をしていた。

勉強や実習はやはり想像以上に大変でしたが、久しぶりの学生生活は、とても楽しく過ご しました。ドッチボール大会ではMVPを獲得🏅


とは言っても、家に帰ってからの宿題やレポートを母親業務後

夜な夜な励み
こどもが体調の悪い日は抱っこしてレポートなどやっていました。


そんな学生生活もあっという間に2年過ぎて


准看護師の資格を見事

一発で取得しました!!!            


卒業後は訪問診療を行うクリニックに勤め、グリーフケアや終末期における家族の在り方 について気づいたことがありました。


在宅介護を選択される患者さんのその中でも主に動いているのはやっぱり母親や娘(娘も また家庭があり母である)であること


おしゃれなんかしてない・・・家族の介護をしながら看護師やドクターの質問に答え、介 護がやりやすいように自宅を改装し、各種手続きに自分の家庭のこと。
自分の時間あるのかな?ゆっくり眠れてるのかな?って思いながら訪問していました。

介護されている方にはとても手厚いのに、家族にはどうなのかかな?って。

そんな思いに共感しすぎて、自分自身も体調を壊してしまい辞めることになってしまいました。


次に見つけたのは
ここなら母に優しいかな・・・と
保育園看護師という仕事


園児とのかかわりはとても楽しく癒され、成長するたびにわが子のように
うれしくなりました。                        


ただ
現実はそんなに甘くはありません
担任を持てば休むこともままならず、自分の子供は病児保育に預けて他人の子を保育する 矛盾


行事が被れば自分の子どもの行事は行くことができない

これって何のためになるんだろう・・・
新しい職場になったとたん、保育園から呼び出し・・
良くなったと思ったら、上の子・・・・やっと仕事行けると思ったら自分・・・
職場に平謝りな日々が続く


『なんであなたの子供は熱が出るの?』『なんであなたが休むの?ご家族は?(協力してく れる人がいないのか)』
『高い給料払ってるのよ』
なんて言われ
悔しい思いもたくさんしました。


言われたくない一心で 休日も出かけず、規則正しい生活や食事に睡眠に気を付けた。

しかし、無情にも感染症はもらってくる.
そのたびに、あー上司に言いたくないな・・・
でも休まないと・・怖いな・・の日々
夫と交代しながら休んだって怒られる。


そのイライラが
小4の女の子と3歳の息子へいくのです。 あってはならないことだと思います。
今は分かります
怒るところが違うこと
自分に余裕がない
怒られたくない
そればっかり

「子どもに早くして!!なにしてんの?!違う!!なんで??」 こんな声掛けばかり

娘が学校に行きたくないと言っても

(ママが休めないから)とりあえず行って!! と送り出さなければならない。

下の子は
「ママお顔見て」 「ね。笑って」と言ってくる...

私笑ってないの?


そう言えばずっと眉間にしわが寄っている。
イライラする毎日

その結果
小1の娘は円形脱毛症になり、
のたうち回るほどの腹痛。 病院で「ストレスで腸間膜がはれてます。」と診断をうけました。


あ・・私か


何が学校であったのかなんて毎日聞かないし
娘が言わないから大丈夫と思っていました。
周りに聞くと
先生が厳しく先生がほかの人を怒るたびにいやな気持になっていたらしい
知らなかった・・

聞いてあげてなかった
これのままでは本当に手遅れになってしまう。


でも仕事がある・・1日フルで働いて帰ってから家事や育児 ソファなんて座る暇なし


その中で娘の話聞く時間を作る事ができませんでした。


立ち止まって一度考えなければ。
このままでは家族がダメになってしまう


どうにかしなきゃ。
私の心にもっと余裕があれば忙しくても、話聞けたのかな??

自分や家族との時間も大切にしながら
笑顔に変わっていけるお手伝いがしたい!!!


そんな時何気なく見ていたTikTokで、ボディケアを投稿が気 になり始める。

見ていると、なんだか元気になる!!
気持ちよさそう~私もしてほし~楽しそう。
始めはそんな気持ちで見ていたが次第に

「私もイキイキしたい」


そうだ!自宅サロンを開いたら家族との時間が増える! いやな上司もいない(笑)


幸い、下の子の産休育休中に、アロマテラピスト、リンパケアセラピスト、整体ボディケ アセラピスト、スポーツボディケアセラピスト、リラクゼーション整体セラピストの資格 を取得していたので、出来なくもない・・・


でも何から始めていいのかわからない。


夫から「俺が改装するから、家でやってみれば?時間に縛られないし、
やってみる価値あるかもよ」

と背中を押してもらい
夫は休みの日に自宅を改装し、私は仕事から帰って家事を済ませ、友人に来てもらいマッサージの練習の日々

こうしたらいいね、こんなのはどう?と話し合いながら1年が経ち


どんなサロンにするか?メニューをどうするのか?

考えてるうちに
頭痛で悩み毎日頭痛薬を服用する友人達をみてどうにかしたいと思い
「頭痛軽減コース」つくり
その人一人ひとりに寄り添い施術をしよう


自律神経を整えて薬に頼らない身体と心を作り、子育てのスキマ時間に自分を取り戻して 欲しい。
そんなお手伝いがしたい


オーダーメイド施術のコースも作成を考えました 4月に無事オープンの日を迎える!!!

オープンしてお客様も増え、リピーターになってもらい 家族との時間もとても増えました。
まず、しっかり子どもたちの話を聞く時間を持つことができ、家族の笑顔が増えました!

子どもが病気をしてもしっかりと、寄り添って看病してあげられる環境ができて幸せで す。

私もお客様と話すのが楽しく、ストレスフリーの毎日を送ることができています。


サロン名のLAUGH TALE(らふてる)は
「笑い話」という意味で、私自身基本ずっと 笑っています。

勤めに行ってたときは「笑い声から先に出勤してきた」と言われるくらい よく笑います。

サロン=癒しというイメージが一般的ですが、私はそこに「笑い」をプラスして 笑顔と癒しの融合を通じて、人々が日常生活の中で心身のバランスを取り戻し、 より豊かな人生を歩む手助けをします。


私は、笑いの力が奇跡的なほどの癒しをもたらすことを信じています。


笑いは、スト レスや緊張を和らげ、心を軽くし、前向きな気持ちを育てます。

そこに、癒しのタッチを 加えることで、心と身体が一体となり、お客様がリフレッシュされ、生活に活力を取り戻す
お手伝いをさせていただきます。


サロンに来たときは、笑い話をするもよし、癒されてにっこりするもよし、とにかく心ま で笑顔になって帰って、そしてその笑顔で家族も笑顔になって欲しい。

という思いで決め ました。


あなたが笑顔でいる事で笑顔が集まります。          

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