GH用構造解析コンバーターEEL

昨年から開発してきたGrasshopper用コンポーネントEELを公開することになりました。
Rhinocerosを使ったコンピュテーショナルデザインが世界中で利用されていますが、構造設計でこの技術を使うというのはまだ少ない状況です。
意匠計画やいろんな変更は設計上つきものなのですが
いちいち対応していたらきりがなく、気づいたら申請の一週間前にようやくフィックス。申請提出までお祭り状態なわけでスマートではない。しかもこの変更が構造計画に大きく影響するものでもなく、申請機関から求められる「整合性」に1mmのズレもなくモデル化しなくちゃならない状況。
常に整合がとれた状態でモデル化とかできていれば苦労はしないし、一瞬で作成できれば心も穏やかにいられると思います。
なので、コンピュテーショナルデザインの技術をつかって、構造解析のモデルをより合理的につくり、実施設計や確認申請でも通用する構造ソフトにデータをコンバートして、スムーズにすることがこのEELの開発目的です。

EELはうなぎという意味で、スルッとデータをコンバートする意味と私が名古屋出身でひつまぶしが名物だからです。

こういった技術を使って、構造設計者が1秒でもラクに、あるいは生産性が生まれるようになればいいと思っています。
まだまだ開発は続けますし、当面フリーですし、いろんな意見を集約し続けていこうと思います。

Noteはまだ慣れていないので引き続きEEL開発レポートでも当面は書いていこうと思います。

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