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ゾーンフォーカス

 ごきげんよう玄武です。前回は寄れるレンズ探しがテーマとなりました。このノートは、富士フイルムのカメラ設定でお話を進めます。

 XF27mm が、40MP 推奨レンズで喜んでおりますが、もう、数センチ寄りたい。わがままなもんです。今回のCP+は、寄れる常用レンズ探しが目的となりました。

 寄れるマクロレンズから、マニュアルフォーカスレンズが候補となり、現在の課題はマニュアルフォーカスは幸せになれるのか?に移っております。

 マニュアルフォーカスについて調べておりますと、「ゾーンフォーカス」なる概念が出てきました。
 ベッサのことは忘れてもノクトンのことは忘れないでください。ということで、新品購入で20年以上経過した、サムネ画像の L39 マウントレンズが参考になりますでしょうか。
 「ゾーンフォーカス」は存じ上げませんが、富士フイルムの「写ルンです」がこの原理らしく、サムネ画像の設定では、以下の内容になるのかと、、、

 ピンを5mに合わせて、絞りを16に設定すれば、3m手前から∞までピントが合いますよ。

 これ、体得すれば、一番早くシャッターが切れるのか?

 35mm 用のレンズをマイクロフォーサーズやAPS-Cに流用しても合致しないかな。しかし、電子接点で取り込めるマニュアルフォーカスレンズなら、、、

 この話に近い設定が、マニュアルフォーカス特化のコシナさん動画にありました。(参考出品製品情報なので、いずれリンク切れになりますかね。)

 Ultron 27mm 商品化されましたね。XFとダブりますが、、、 

 待てよ、AF レンズでも、 MF モードにすれば、被写界深度と距離の目安がわかるのか?

 AFレンズ装着の X-E4 で試します。

「フォーカス設定」:
「フォーカスモード」を「マニュアルフォーカス」にします。
「被写界深度スケール」を「フィルム基準」にします。

「セットアップ」:「表示設定」
「距離指標の単位」を「メートル」設定にします。
念のため「シネマレンズ使用時の絞り単位」を「F値」にします。
そして「画面のカスタマイズ」で「AF時の距離指標」に「レ」チェックを入れます。
下の「MF時の距離指標」に「レ」チェックを入れます。
戻って「情報表示拡大モード(EVF)」は「OFF」
も一つおまけに「情報表示拡大モード(LCD)」は「OFF」
最後に「情報表示拡大 表示設定」で「L1〜4」か「R1〜4」のどこかに「撮影モード」を割り当てましょう。

 はーい。オッケーでーす。絞り値でピントの幅、フォーカスリングでピントの距離が大まかに分かります。
 絞り込んでピント幅を広げてから、フォーカスリングで右端を∞に持って行くのが一般的なテクかも知れない。

 このテク、下の動画において、パレードにはピントを合わせるけど、手前と対面の観客は少しボカすことが、実践はさておき、理論は確立しましたね。

 パンしちゃダメですけどね。

富士フイルムサイトにある被写界深度考察

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