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長年私のシヴァナンダヨガのクラスに通っていた生徒さんの言葉を想い出します。

「千鶴子先生がつくばを離れて大阪に行ってしまってから、自分自身への怒りがコントロールできなくなってしまいました。」

この言葉を聞いて、私は実はある感動を覚えました。それは、マイナス感情である怒りを、外側、つまり他人ではなく、自分の内の弱さに対して向けているからです。これはとても素晴らしいことなのです。それは、自己の霊的な成長になります。

他人に向けられた怒りは大きなカルマとなって、遅かれ早かれ怒った本人に返ってきます。さらに怒りはもっと深刻な状況へと陥ります。外に向けられたたった1つの怒りは、ご先祖3世代が積み上げてきた繁栄を滅ぼしてしまいます。

生徒さんにそうお伝えしたら、驚かれたのと同時に、嬉しいご様子でした。

いつも私のシヴァナンダヨガ・クラスと、以前開催していた茨城のサイババのバジャン会に参加してくださっていた生徒さんから、こんなメッセージを受け取りました。

『怒っているとき、本当にその気持ちを、相手に伝えなくてはいけないとずっと思っていました。でも、それは間違いだったんですね。ババ様の講話で、“怒りを抑えることによって、何かを失うのではなく、とてつもなく物凄い純粋な霊的エネルギーが蓄えられていく”という言葉が、私の琴線に触れました。離婚問題で慰謝料とかで揉めていたけど、もう彼を責めるのはやめます。自分の幸せのために、前向きに生きます。』

こういう霊的な気づきのお話、大好きです。自分のことのように、嬉しくなります。

愛と優しさをいっぱいありがとうございます!