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お遍路ウォーキング日記(84:三十七番岩本寺へ ②)

【2024年3月28日(木曜日) Day 84】

 波静かな浦ノ内湾沿いの道を須崎目指して西に進んでいる。市境は既に越えており現在地は須崎市に入っている。須崎市のこの一帯は浦ノ内とそのまま名前が残っている。

 浦の内地区は昭和大合併で須崎市が誕生するまでは浦の内村という独立した村だった。今現在でも浦ノ内○○と浦の内という名前を冠した集落がこの海沿いの特徴で、市境を越えた最初の集落は灰方はいがたと呼ばれている。

 しばらくの間この浦ノ内湾沿いの高知県道23号を須崎に向けて歩くが、実は宇佐から横浪半島だけでなく須崎の手前、横浪と坂内の集落との間をつなぐ浦ノ内湾内の「須崎市営巡航船」という渡し船が存在し、宇佐と横浪の間を一時間ほどで移動することが可能だ。そしてこの浦ノ内湾の渡し船は弘法も利用していたほど歴史が古い■


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