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スマホ遍路日記(100:三十七番岩本寺〜三十八番金剛福寺 ⑪)

【2023年7月17日(月・祭) Day 111】

 今日は外出したので久しぶりに歩数は5,000歩を超えた。現在地は黒潮町浮鞭うきぶち。ちょうど道の駅ビオスおおがたのある場所だ。

 この現在地から1キロほど手前に土佐くろしお鉄道の駅で「海の王迎うみのおうむかえ」という変わった名前の駅名がある。駅の近くには王無の浜おうなしのはまという海岸があり、巨大なモアイ像が寝ているように見える岩がある。

 ここは後醍醐天皇の第一子、尊良たかなが親王(今は「たかよし」とも言うらしい)が流されて上陸した場所だとも言われ、そのためあのような駅名がついている。

 余談だが父の後醍醐天皇は隠岐に流されその後隠岐から脱出して伯耆国で挙兵する。隠岐から逃げて最初に上陸した場所を「御来屋みくりや」と呼ばれ今でも駅の名前(山陰線)にもなっている。

 こんなふうに島流しにされた歴史上の人物も遠島先で上陸した場所は名前が今でも残っているのもおもしろい■


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