スマホ遍路日記(9:九番法輪寺〜十番切幡寺)
【2023年4月6・7日(木・金) Day 9/10】
6日はスマホのアプリ「お遍路ウォーキング」が現在地を捉えられず(全く進んでおらず)見送り。今日も同じで九番法輪寺の前だったが切幡寺を打っていることはわかったので切幡寺に場所を指定させているが、実際は位置がまだまだ補足できていないのが現状。明日からは切幡寺を出て十一番藤井寺へ向かう。
ここから先は四国八十八ヶ所巡礼らしい山あり谷ありの巡礼路が始まる。逆に言えば一番から十番までは「練習」みたいなもの。
今日は四国八十八ヶ所を県別で紹介するシリーズの最後、香川県について。
香川県には札所六十七番から最後の八十八番までの札所があるが、愛媛県の最後の札所が六十五番の三角寺まで。次の六十六番から最後の「道場」が始まるが、六十六番の雲辺寺は今の県境の都合で徳島県に入る。それもほとんど香川県との県境だ。
この雲辺寺から八十八番の大窪寺までのことを「菩提の道場」と呼ぶ。激しい修行から円熟をする涅槃を経て最後は菩提、則ち悟りの境地に至る。讃岐国ともなると大半が町寺。善通寺周辺と高松市に寺があつまり、五色台のある八十番から八十二番、八十八番直前にある最後の遍路ころがしくらいしか修行のような険しい道はなくなっている。
以上で四国八十八ヶ所の各国(各県)の特徴について書いてみた■
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