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療養日記 2022年12月29日 『3年ぶり』

 Covid-19の蔓延のせいで最近よく耳にするのが「3年ぶり」という言葉だ。特に多いのが3年ぶりの行動規制のない年末年始という言葉。こんな言葉耳にすれば社会は正常に戻ったように感じられる。

しかしながらどこが正常なの?

 人目を憚らず好き勝手行動する事が許されたと云うだけのことで道ゆく人はマスクをつけているし、建物の中に入る時にはアルコール消毒もする。

 昨日も似たような事を書いたがCovid-19はなくなったわけではない。なんのお咎めもなく行動できるようになっても他方では医療が逼迫し、毎日大勢の人が罹患し300人を超える人が亡くなっている。そこまでしても経済を回す必要があるからだ。

 今日は妻が仕事納めでしかも半ドンだった事もあり妻のたっての希望で洪福寺松原商店街にある鰹専門店で鰹のたたきが食べたいということで現地で待ち合わせることに。

 しかしながら今日は起きた時から体調が良くなく、軽い吐き気に見舞われる。ラジオのハングル講座を聴き終えると寝直す始末。

 11時過ぎに車で家を出てゆめが丘駅へ。そこから相鉄に乗り換え天王町へ。乗る駅も降りる駅も各停しか停まらないので各停で移動する。

ゆめが丘駅

 天王町で妻と待ち合わせ、そこからは歩きで松原商店街へ。まずは当初の目的である鰹のたたき定食を食べる。

日光丸食堂 鰹のたたき定食

 なんでも今日は従業員が一人休んで店が回転しておらずえらく待たされた。しかし待たされてでも食べるべきくらいの逸品だったと思う。

 食事を終えると本格的に松原商店街を歩き回る。ここで「3年ぶりの」という言葉が当てはまる。我が家はかつては年末にアメ横に行き食材を買っておせち料理を作っていた。それもままならず今ではおせち料理を注文するようになった。しかしながらやっぱり年末の買い出しには行きたい。今年は我が家もこの「3年ぶり」の買い出しに出られた

 戦利品は様々だが中でも奮発してマグロを買った。その他にもタコ、蒲鉾、年越しそばなど色々と買ってきた。注文おせちの隣に添えられるものが作れそうだ。

 松原商店街まで行ったのだから天王町に戻る前に一ヶ所、どうしても寄りたい場所があった。

 写真の場所は今年秋、仲本工事が交通事故に遭った場所だ。ここにはどうしても足を運んで手を合わせたかったのだ。なんとか今年中に間に合った。

 この後は天王町で電車に乗り、ゆめが丘まで戻るとそのまま帰宅。人混みに揉まれてくたびれてしまい、帰ってからしばらく横になって休む。その後夕飯作り。

 夕食後は時間を見つけては描き続けていた絵を完成させる。今年はこれで絵もおしまい。来年も絵を計画的に描き続けたいと思う。

 今日は3年ぶりの買い出しを楽しんだ。本来ならアメ横に行きたかったがそれは杖つかなくても歩けるようになってからの話かなと思う一方、横浜に住んでいるのだから松原商店街でも十分かなとも思うのだった■

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