療養日記　2022年11日30日　『月末』

　１１月もあっという間に過ぎ去って明日はもう師走なんだ。それよりも昨日はやたらと暖かすぎてその上湿度も高くて寝苦しかった。

　ここ数年いつも思うのが秋らしい日というのが少ないこと。それでも今年はまだ良かった方なのかも知れない。今年は紅葉も見たし、去年の今頃に較べたらだいぶ身体の痛みも和らいできたのかもしれない。

　何の変化もない一日を飽きるほど繰り返していくうちに季節も流れ気づかないうちにあれこれと変化があったのだ。そんなことに今になって気付かされた感じもする。

　最初の退院が秋。嬉しい退院だったのに日に日に体調が悪くなり身体も動かせなくなって歩く距離も短くなっていた。すべて退院から年末年始のあたりの事だった。もうあれから二年の時間が過ぎていった。あの時は将来など考えることもできなかったけど、今は多少なりともこの先のことを朧ではあっても想像ができる。

　もう一つ。この日記は療養日記というくらいでもはや療養期間でも何でもなくなったその時には日記として続ける気がしない。その時は潔く日記を終了させるつもりでいる。しかしそれはまだまだ先の話だろうと思う。

　Notionに書いていた「今日の歩数」を最近になってひとつにまとめて書き直している。歩数の記録も１年以上続いて写真の数もかなり増えた。面倒と感じないうちに一つにしておこうと思った。ここで連載を始めてもいいかも知れないがまだどうするかは考えているところだ■