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スマホ遍路日記(5:三番金泉寺〜六番安楽寺)

【Day 5 / 2023年4月2日(日曜日)】

*この日の画像はなし。
18,453歩

 この日はかなり歩いて歩数を稼いだので札所四番大日寺、札所五番地蔵寺の二ヶ寺を打った。さらにその先にも進めている。このアプリ、一日一ヶ寺だけかと思ったら今日は先に進めている。もしかしたら日中に札所に到着した時に一度でもアプリを開いて位置確認をしていれば先に進めるのかも。これまでは歩数計として用いていたので一日の終わりにチラッとアプリを見るだけだった。明日以降も試してみるとする。

 ところがこの日はとっとと寝てしまい、画像を保存することなく次の日もウォーキングに出てしまって先に進んでしまったために画像は保存できなかった。また今晩、忘れずに画像はとっておきたい。

 四番大日寺から五番地蔵寺までの距離はさほどのものではなく、歩いていても簡単に辿り着ける。車やバイクだとまさにあっという間のこと。

 今日は昨日に引き続きお参りについての話をする。お参りの手順は前回までにも書いた通り。最後に納経所で納経料を支払い御朱印を受け取り始めて寺を打ったことになる。納経量は何に御朱印をいただくかで違ってくる。納経帳に御朱印をいただくときは300円。笈摺おいずるという修験者が着る袖のない白衣にいただくと200円、掛け軸にいただくと500円と決まっている。そして一番大切なのは納経帳は専用のもの、それ以外のいわゆる「御朱印帳」や色紙などには御朱印はもらえない。これは四国八十八ヶ所の札所で共通したルールである。なのでどこの寺を打っても納経料は変わらない。

 もう一つ、どこの札所でもお遍路さんに言っていることだが、先に本堂や大師堂をお参りしてから納経所に行くのが正しいお参りの仕方だ。というのもスタンプラリーみたいに御朱印だけ集めてお参りはせずに次の札所へ行くという人が多いらしい。お寺としてもせっかく来たのであったらご本尊に手を合わせてもらってから納経所に来てもらいたいらしい。

 しかし現状は巡礼をスタンプラリーと勘違いしている輩が多い。

御朱印集めはスタンプラリーじゃない。

 これは真面目に巡礼している自分からもしっかり言っておきたいと思う。札所をめぐる順番もなければ、厳しいルールもない。それだけに本末転倒な行いをしてしまいがちだとは思うが、何のために巡礼するのかは考えるべきだと思う■

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