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お遍路ウォーキング日記(21:十八番恩山寺へ ②)

【2024年1月23日(水曜日) Day 21】

 今日もまだ徳島市内にいるが、沖浜町というと小松島市ももう目の前という場所だ。三周目のこの日記からは次の札所までの予想歩数も表示しているのだがこれによればあと三日か四日ほどで次の札所十八番恩山寺まで行けそうだ。

 今日はこれまでに打った札所で紹介がまだな十六番観音寺について簡単に書こうと思う。

 四国八十八ヶ所には観音寺にと言うなの寺が二ヶ寺ある。ここ十六番ともう一つは六十九番だ。後者は市の名前にまでなるくらいの寺だがこちら十六番はまるで人の家くらいのコンパクトな町寺である。

 しかし寺の歴史は長く、聖武天皇が行基菩薩に国分寺、国分尼寺の建立を命じたときに行基がこの場所に勅願ちょくがん道場として建立させた寺を後に弘法が本尊の千手観音像を彫り堂宇を建て直して再興させたものである。

 その後は他の札所と同じで天正の兵火で焼けてしまい、その後に阿波国領主蜂須賀家によって復興するという歴史を辿っている。

 このお寺はわんこ禁止の札所でもあるのでペットと同行されているお遍路さんは気をつけてもらいたい。

 次回は札所十七番井戸寺について紹介し、ちょっとした思い出話も書きたいと思う■

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