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お遍路ウォーキング日記(80:三十六番青龍寺へ)

【2024年3月24日(日曜日) Day 80】

 今日は歩数も多くだいぶ次の札所三十六番青龍しょうりゆう寺に近づいた。

 今日の位置は海沿いの宇佐という町の宇佐大橋を渡りその先にある向萩こうぎの浜という所。青龍寺まではあと2㎞ほど。美しい海岸とお遍路休憩所もある。

 青龍寺は簡単に書けば半島の先端にある札所だ。その半島というのが高知県にある程度詳しくないとわからないかも知れないが須崎市東部から東に細長い半島が伸びている。これを横浪よこなみ半島といい、青龍寺はこの半島の先端に位置している。

 前述の宇佐大橋は宇佐町とこの半島を結んだ橋で1973年に完成。それより前は渡し船を使って遍路は青龍寺に向かっていた。そして札所を打つと再び戻って浦ノ内湾沿いを通り須崎へ向かう。横浪半島を横断するルートはアップダウンが激しすぎて歩きの人向けではない。宇佐大橋からの眺めは素晴らしく自分もここを通過するのを楽しみにもしている。写真の場所は

 そんなわけで順打ちのお遍路さんは宇佐から今では橋を通り、橋が架かる前は渡し船で横浪半島へと渡って青龍寺を打ち、また宇佐まで戻って来る「打ち戻り」をしてから浦ノ内湾を左手に眺めながら須崎へと向かう。

 すでに橋を渡ったので札所ももう目の前。明日雨が降らなければ三十六番を打てそうだ■

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