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ポメラニアンフェスタ2023

【療養日記2023 11月23日(木)】

 勤労感謝の日でお休みの今日は年に一度のポメラニアンフェスタ(略してポメフェス)の日だった。去年から行くようになったがとにかくポメラニアンに特化したイベントだ。

 このイベントは夢の島にあるイーノの森が会場で最寄りの駅は新木場。しかしそこからも結構歩く。さらに会場横の駐車場のキャパは少なくイベントの前売り券には駐車場ありチケットと普通のチケットの二種類があり、駐車場ありチケットは発売日の数時間で売り切れてしまう。さらに駐車場なしでも当日券を出さないので必ず前売りを手配しないと入れないイベントだ。それでも入場者数、入場ポメラニアン数ともに2,000近くにもなる。

 そんなイベントだと言うのに朝寝坊してしまい開場時間直前に着く始末だ。

 開場と同時にテントを設営。イベントでテントを使うのは数年前の笠間の陶炎祭ひまつり以来。病気で今年始めまでは脊椎を金属棒で締め上げた状態で、コルセットもしていたので床や地べたに直接座ることはできなかった。今でも立ち座りが困難で床や地べたに座ることは殆どないが今回本当に久しぶりにテントを使うことができたのはちょっと感激だった。あらためて自分の体の中には余計な金属棒はないんだなと今更ながらに実感した。

 イベントの内容については事細かくは書かないが右を向いても左を向いてもポメラニアンばかりなのはポメ好きには夢のような世界だ。特にテントの中で座って休んでいる時の目線の高さは楽しいし、時々中に入って来ようとするポメもいて本当に楽しい。

ポメフェスの様子。ここにいるわんこのほとんどはポメラニアン

 そして今回も本当に久しぶりの再会があったりと本当に来てよかったと思う。

 このイベントをはじめとしたイーノの森で犬種別のイベントを手がけるこのイベントの主催者がかつてのclubhouseでの知り合いで、去年もお会いしてその際にこのイベントに出店しないかと妻に声をかけてもらっている。またこのイベントの司会もclubhouseでの繋がりでもうあの時から3年になろうかと言うのに今だに僕のことを覚えてくれているのも嬉しかった。独善的で人との繋がりを弄ぶ、言うなればグスのような連中の多かったclubhouseの中で数少ない今だに繋がりのある人たちでもある。

 ポメフェスへの出店はイベントが楽しめないからと妻は断ったが、主催者はそれでもとまた話を持ちかけ、胸の内を語ってくれてその話も色々とできた。


 まだ決定はしていないが年に一度のこのイベントを来年以降複数回行うことと関西地方でも行う話というのがあり、そうなれば年に一度くらいは妻のブランド「流れ星みっつ」が出店しても他の回に楽しめる機会ができるので改めて出店を考えてみてくださいという、かなり真面目なビジネス話だった。

 主催者はイベントの犬種に特化した、つまりその犬種を長いこと飼っている人をその犬のプロと考え、そういう人によるハンドメイドのおやつや関連商品を扱う作家やメーカーにこそ出店してもらいたいと考えている。犬種に特化したイベントをただ看板だけ出して会場を用意するのではなく、その犬種をよく知る人とこれから知る人の質の高い交流の場を作ることが目的だと今日はだいぶ熱く語っていた。

 このイベント、そんな心構えが主催者側にあるために他の犬種でも同じようなコンセプトで出店者が選ばれている。会場にいる人たちがたとえそれを知らずとも誰もがイベント終了後にSNS、特にInstagramで「楽しかった」と異口同音に書いているのはイベントの質の高さあってのことなのだろうと思った。

 今後妻がどんな選択をするのかはわからないが、今日は本当に楽しい一日を過ごすことができたと思っている。

 主催側の感想はポメラニアンのイベントは他の犬種よりも盛り上がるし、みんな楽しそうにして明るいとのこと。こんな事実、もっとポメラニアンオーナーに伝わってもいいのかも■

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