見出し画像

療養日記 2022年11月2日 『カレー』

 数年前から激辛カレーはできるだけ控えて我が家でも進んで甘口カレーを作ることにしている。甘口カレーも突き詰めるとなかなか難しいがいつの世でも辛口カレーが注目をあびるもので甘口カレーというものは存在感も薄いような気がする。

 歳のせいか辛口が食べられなくなってしまったのは残念だがそれによって甘口カレーが楽しめるようになったと書けば前向きかも知れないし、それによって人はどうして辛い食べ物を制しては虚しく喜ぶのだろうと疑問を抱くようにもなった。どうしてだろう。考えれば考えるほど虚しいものだ。辛いものが食べられたってちっとも偉くはないのに。

 我が家の甘口カレーはバーモントカレー甘口とオリエンタルカレー、香り付けにエスビーのカレー粉を少し加える。

 しかしながらこの一年ほどで我が家が利用しているスーパーからオリエンタルカレーが悉く姿を消している。それに連れて本格的に甘口カレーを作ることも減って来た。オリエンタルは中京の会社(愛知の稲沢だったかな)で、東京に支社もある。それなのに最近は入手が極めて困難である。

 このオリエンタルカレーを先週行ったスーパーガッツで見つけてすぐ手に入れた。しかもチャツネなしの袋入りカレーだ(チャツネ付きは「マースカレー」という名前で売られている)。この令和の値上がり地獄の煽りを受けて少し値上がりはしていたがもはや我が家の近所では手に入らないもの。見つければ即買い。

 こうして今日は夕方からカレー作りに取り組んだ。因みに午前中にはえのき茸を炒り煮してなめ茸を作り、午後は蒟蒻と竹輪入り蓮根のきんぴらを作るなど、存分に厨房仕事を楽しんだ■

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?