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イベントよりもアウトレット

【療養日記2023 6月24日(土)】

 昨日の疲れもまだ残った土曜日、週末になるといつも妻にどこかに連れて行けと圧力をかけられどうしようか迷っていた。昭和記念公園では「しっぽフェスタ」というイベントが行われ、海老名ではまた別のイベントが行われるとも言われ、どっちかを選べと迫られているような感じでもあった。できたらどっちにも行きたくないんだけど。

 そう思っていても拒否ができるわけでもなくできる限り出発の時間を遅らせて昭和記念公園ではなく海老名に。海老名でイベントと言えばほぼ誰もがビナウォークだろうと思うが、いざビナウォークに行ってみるとイベントをしている様子でもない。そこでもう一度調べてみるとビナウォークではなくビナガーデンだった。

 何だそのビナガーデンってのは、そんなもんいつできたんだよ。駅から見てビナウォークの反対側、こんなところにいつのまにか巨大な建物ができていてそこに聞き慣れぬビナガーデンがあった。

 しかしイベントとしての規模は小さく写真を数枚撮ってお目当てのテントでわんこのおやつを買うと居場所もないので早々に立ち去る。キッチンカーなども参加していて食事もしたかったが座る場所が少なかったのが残念。

 このまま家に帰っても良かったのだがせっかくなので最近平塚にできたアウトレットにでも行こうという事で移動。名前はジ・アウトレット湘南平塚

 平塚といえば関東の岸和田という異名もあるほど物騒な場所でできたらあまり関わりたくない所だが街の中心部からはかなり離れた厚木のすぐ近くに新しいアウトレットはある。

 行ってみると広大な駐車場に施設もかなりの広さ、店の数も半端ではなかった。まずは食事だがフードコートが充実している。しかしわんこ連れは当然のことフードコートには入れない。そんな不満を多少は解決させる手立てがテイクアウトメニューの多さと、施設全体がゆったりと座れる場所だらけ(そう書くのが最も適切と思われる)なのが特徴なのかも。一人でわんこを連れてきたと言うことでもない限りはわんこ連れでも食事に困らないようにはなっている。わんこ連れはできるだけ複数人で来ることをお勧めする。

 同じ神奈川県内のアウトレットモールに金沢区並木にあるベイサイドアリーナがあるが食に関してもわんこ連れのバリアフリーに関しても湘南平塚の方が数段上だと思う。

 そのせいかアウトレットモールなんだけどわんこをカートに入れないで連れている客も多かった。複数の大型犬を連れている人もいたし、わんこ連れの人達も楽しそうだ。一部のお店はそのまま連れて入れるし、キャリーバッグやカート、抱っこをすればOKの店も結構見られた。

 ただし難を言えばわんこのトイレは少なく、衛生面を考えてだとは思うがタイル敷きだったのでわんこの立場からすると用が足しにくい。言うなれば気を遣い過ぎのようにも感じられた。なのでマナーパンツは必要だし、そのくらいは飼い主側が気遣うべきことでもある。

 そして先ほども書いたがこのアウトレットの一番すごいと思ったところはとにかく座る場所がたくさんあるところ、そして全部ではないが座れる場所に傘などがあり日陰に座れるのも特徴だと思う。

わんこの向こうに座っている人がたくさん写っている

 適当にいろんな店を見て回り、8時のクローズ(飲食店は9時まで営業)過ぎまでいたがゆったりのんびりと楽しむことができた。駐車場が無料というのも長居ができる重要な要素だと思う。

 戦利品はアンダーアーマーのシャツ一枚だけだったけどわんことまるまる一日楽しめる場所が比較的近い平塚の、しかも街中ではなく安全な郊外にできたのは嬉しい。

 帰りに藤沢のソウルフード、古久家で食事をして帰る。家に着くともうヘトヘトで何もしたくないくらいに疲れた■


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