「イヤなことは死んでもやるな」まとめ

ひとことで言うと「こんな本」です。

「やりたくないリスト」を書いたことできっかけで、
起業して1億円以上稼げるようになった「金川顕教さん」の本


どんな内容?

「やりたいことが分からない」、「自分の好きなことが見えない」なら、「やりたくないリスト」を作って実践してみるという方法論。

「やりたくないリスト」作成のメリット

1:やりたくないことが明確になる
2:本当にやりたいことが見えてくる
3:本当にやりたいことがどんどん大きくなる
4:妄想が現実になってくる
5:妄想したことが一時的ではなく日常になる

ここからは本のまとめ(ほぼ9割)です。

①「計画を立てる・準備をする」をやめる

緻密な「計画」を立てることに時間を費やし、行動ができない人が多い。
緻密な「計画」を立てるぐらいならまず動こう!
「i=スモールインプット、O=アウトプット、
I=インプット、F=フィードバック」

最低限の知識をインプットしたらすぐに走り出し、
その過程で足りないものをインプットし、最後に見直す。

→なぜならインプットしてもどうせすぐ忘れる

②「目標」を「希望」に変えるとモチベーションは上がる。

やらなければならない義務感が生じるとモチベーションが下がる。
〇〇が希望と言い換えることで気持ちをラクにする。
目標達成後の感情や状態をイメージする。

③誰かに認められたところで意味がない

他人や社会の基準に合わせて、やりたくないことを続けるのは人生のムダでしかない。誰かに認められたいという目標で生きるのではなく、自分の基準を持つこと。

「人にどう思われても関係ない」という強さを持つと
必ずあなたを応援してくれる人が現れる

人との協調性を重視しすぎると孤立を恐れるようになり、本当に自分がやりたくて何をやりたくないかが見えなくなってしまう。むしろ、孤独である方が自分の人生を自分らしく生きることができる。

④好かれたいならまず自分を好きになれ

100人中100人の人に好かれることはまずない。特定の人に好かれたいと考えるのはエゴ。人に好かれたいなら「好かれたい」と思わず、自分から「好き」になること。「ギブアンドテイク」ではなく、「ギブアンドギブ」。好きな人に見返りのない愛を与えること。ひたすら愛を与えることで、相手からも信頼され、結果的にファン獲得につながる

⓹仕事仲間と遊び仲間が同じなら時間もお金も効率的

お金持ちにとって、仕事は遊びの延長であり、遊びは仕事の延長になる。プライベートの時間が仕事に変わり、ビジネスが成功した。仕事仲間と遊び仲間がイコールのほうが時間もお金も効率よく使うことができる

⑥イヤなことは死んでもやるな

人は大きな目標があるとものすごく一生懸命になれる。目先の目標しか持たず、なんとなく周りに流されてやりたくないことに時間を使うのは人生のムダ以外のなにものでもない。「人生でやりたいこと」を実現するためには、「イヤなことは絶対にやらない」という覚悟を持たないといけない。

⑦「向き不向き」より「やりたいか、やりたくないか」

向き不向きよりも自分がやりたいのならやればいい。続けているうちに必ず結果はついてくる。

⑧まずは世の中が不公平であることを受け入れる

「世の中は不公平である」ということをしっかり腹に落とし込む。現状に不満がある場合、努力を続けることで報われるチャンスがありということでもある。「怒り」からは何も生まれない。感情的になりそうな出来事が起こった時は「ま、いっかー」とひとり言を言って心を落ち着かせる。

⑨成功者の話は人生の攻略本

がんばりこそが最大のムダ。東大生は問題を解く前に「解答」を見る。仕事ができるようになりたいなら仕事のできる人に教わればいい。お金持ちになりたければ、お金持ちに「どうすれば儲かるか」を聞きに行けばいい。まずは「攻略本」を手に入れること。自分で試行錯誤したり、ムダな努力をすることなく、目的に向かって一直線に進むことができる。

⑩「やりたいこと」はすぐに出てこないが、「やりたくないこと」はすぐに出てくる

「イヤなこと」「やりたくないこと」をやらないようにするには、「やりたくないことリスト」を作る。

やりたくないリストの作り方
①思い浮かんだ「やりたくないこと」をすべて箇条書きにする
②「すぐにやめる」と「いずれやめる」の2つのボックスを作り振り分ける
③リストを目につくところに貼ってやめられたものから消す
※できる・できないでなく、やりたいか・やりたくないかで書いてよい

やりたくないことをやらないようにするマインド
情熱・忍耐・謙虚
情熱:なんとしてでもやらないという情熱
忍耐:続けてきたことを「やめない」ことが生き残る最大の武器
謙虚:自分はまだまだだと思い、未消化の状態を作る

やりたくないことを捨てると本当にやりたいことが見えてくる

⑪「今の世界」ではなく「新世界」の人と付き合う

自分にとって、3年後、5年後、どんな世界で生きていると楽しいかを妄想し始めると人生が変わる。ニューワールドの世界の人と付き合うと別の世界に連れて行ってくれる。

⑫結果を出したいなら行動の「量」と「スピード」

妄想を現実化するには行動の量とスピードが大切な要素。たくさん行動を起こした方がたくさん結果がでる。早くスタートした方が早く結果が出る。

量からしか質は生まれない。

⑬人に任せられると妄想が早く現実化する

人に教えるときに大切なことは相手と十分なコミュニケーションをとること。教える側が「できる」と信じることが大切。ダメだと思ったらその姿勢は相手に伝わる。

⑭人と違うことをやるから別の結果が出る

人がやっていないことをやる。不真面目で単純な人のほうが妄想を現実化しやすい。なぜならすぐに行動を起こすから。人がやらないことを、億劫なことにチャレンイする人にチャンスはめぐってくる。達成が困難であるほど達成後の人生が変わる。

⑮最高の1日をルーティン化する

「やりたくないことをやらないですむ1日」「やりたいことだけをやる1日」を作ること。それをルーティン化すること。優先順位をつけなくていいように、すべてにおいて「それしかない」いう状態を作れば、それ以外のことはできなくなる。自分が達成したいことだけに集中し、すべて「オンリー思考」にする。

⑯まずは「朝活」・「夜活」からはじめてみる

1日を「やりたくないことをやらない」、「本当にやりたいことをやる」がなかなか始められない人は朝活や夜活からスタートしてみる。やりたいことが見つからない人は、「そのうち時間ができたらやってみよう」と思っていたことを夜活でやってみる。
「やりたいことが見つけられない」人は、「やりたいことが分からない」のではなく、日々のやるべきことを優先しているため、本当の楽しみや喜びを忘れ、心の奥底に封印しているからだ

⑰自分の基準から外れることに時間を使わない

「最高の1日」のプランニングができない1つに、自分の基準が定まっていないことがあげられる。例:ファッションなら、自分の好きな色や素材、スタイルなどの基準を決め、それ以外を買わないようにすれば迷う時間がなくなる。基準から外れたものは捨てる勇気を持つ。

時間は命そのもの。命を削ってまでやる価値のあることか考えれば、不要なものは簡単に手放すことができる。

時間管理術(ポモドーロテクニック)
・やるべきことを書き出したらタイマーを25分にセット
・25分間1つのタスクに集中
・25分経ったら5分休憩
・これを1セットとし、3セット1時間30分行う
※自分のやりたいことに集中できるので、副業やフリーランスの人におすすめ

⑱自分だけの予定を手帳に書き込み、着実に実行していく

忙しくしている割にやることが遅いという人は「やりたくないこと」「やらなくていいこと」「ムダなこと」に埋め尽くされている。そこで、「自分のためだけの予定をスケジュールに書く」ことがおすすめ。
①毎日の予定をグーグルカレンダーに入れる
②その時間になるとアラームが鳴るように設定
③休憩時間も手帳に書いて休む

⑲人脈にお金を使うと収入は上がる

目標とする人がいるなら直接会ったり、話したりするとモチベーションアップにつながる。セミナーや講演会を利用するのがよい。どんな仕事も人とのつながりがなければ仕事は成り立たない。人の輪を広げていけば、その人がまた別の人につながり、それが結果的に収入アップにつながる。

仕事は「人」が運んできてくれる。

⑳あらゆる決断は「3秒」で行う

成功するには量・質・スピードの3拍子がそろっていないといけない。最悪なのが「遅い・やらない・たくさんしない」の3点セット。

㉛決断は「理屈」よりも「直感」

理屈で決めた決断は「こういう理由だからやる(やめる)」と他人に説明できる。直感は「ピンと来た(来なかった)」が自分でも理由がわからないものがほとんど。ただ、普段から「やりたくないこと」「やりたいこと」を自分に問う練習をしていたら瞬時にやりたいかやりたくないか分かる。損得勘定で考えてしまうと結果的にやりたくないことをやることになる。

㉜ベストを求めないことで、ベストの選択ができるようになる

ベストな選択をしようと思わないこと。そこで考え込んでしまい、決断するまでに時間がかかるから。完璧を求めようとするから結果がでない。どんなに熟考してもそれが最善であるかは結果をみないとわからない。「なんとなくワクワクする、面白そう」という気持ちが湧き起こればやってみる。今の自分にとって、よりよい方法・方向・よいものを手に入れるため、ベターな決断をしていれば、結果ベストにつながる。

㉝自分のやりたいことを実現するにはゴールを見定めて何をすべきか考える

緻密すぎる計画はいらないが、大きな目標(妄想)と大まかな計画は持っていておく。自分にとってのゴールが何かわかっていない、目標が低すぎると「逆算思考」が生まれない。

成功したかったら成功者の話を素直に実践する

㉞成功するためにはコミュニケーション能力が必要

経営者にとってコミュニケーション能力が一番必要。相手の目を見て話すことやゆっくり話すことの重要性、例えば、なぜならを多用することで具体性が増し、相手が納得する話し方ができる。具体例をあげるためには、自分が実際に行動をしていないと話せない。

㉟結局アウトプットを続ける人が成功する

理想の結果を出すためには自ら情報を発信し続けることが重要。仕組み化すると自分のやりたいことに集中できる。

㊱買った本は読み通さなくていい

1冊の本を3時間かけて熟読するのではなく10冊の本をバラバラと1時間で流し読みする。1つのテーマに関して20~30冊購入し、「はじめに」と「おわりに」を見て、本の概要をつかみ、その後目次を見る。もっと読んでみたいという箇所をパラパラとめくり1冊10分程度で終了する。面白いと思った本の著者のセミナーに足を運ぶ。

㊲お金は貯めてから使うのでなく、使ってから貯める

お金は、お金が好きと言う人のところ、使うのが上手な人のところに集まってくる。お金持ちは、お金を使ってお金を増やすことを考える。自分を高めるために買ったものを「お金で買えないもの(資格・仕事のスキル・コミュニケーション力)」に変換すると人生が変わる。

ノリで買うのが「浪費」、学びで買うのが「投資」

㊳「勝者思考」の人は成功するまでアウトプットのみを続ける

「勝者思考」の人は何かを始める前にリサーチをする。どれくらいの時間・お金・努力が必要か調べてからスタートするのでその時点でライバルは少ないと認識している。リサーチしてどのくらいで投資回収できるか見極めたらあとは行動あるのみ。さらに成功を得るための攻略法を事前にインプットしている。例:営業でトップセールスを記録したいなら話術やコミュニケーション術をスモールインプット

成功するまでアウトプットのみを続ける

㊴面白いと口にするとすべてのことが面白くなる

どんな仕事でもワクワク面白がること。仕事のでき・不出来ではなく、楽しそうに仕事をしているかどうかの視点で周囲の人は見ている。

㊵結果を出し、現役である人が一流

もう十分だと満足してしまうと成長が止まってしまう。一流の人に会うためにお金を使うと何倍にもなって返ってくる。その人の雰囲気や見た目も大きな影響を与えるため、見た目を整えることは大切。見た目で大事なのは「清潔感」。

成功のポイントは「成功するまでやり続ける」。そのために「やりたくないことをやらない」、「やりたいことだけをやる」。最高の1日を習慣化する。


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