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最近のようす(メモ)

自分がAceの概念を知った時は「アロマは確定で、アセクもそうかも」と思っていたのだが、それ以降もどっちがどの程度なんだろうなとずっと考えてきた。「むしろアセクの方が確定か?」と思う瞬間もあれば、「リスロマっぽさもあるな」と思うこともあり、ふらふらしてきた。が、なんとなくいろいろと言葉にできるようになってきた気がするので、とりあえず最近のことを書いておこうと思う。

性的な事柄について

1.性欲はある。

2.他人の外見的な要素に惹かれることがある。惹かれる外見にはなんとなく一定の傾向がある感じもする。

3.他人の表情や動き等にセクシーさを感じることはある。(性別問わず。ただし今のところ対アイドル限定)

4.誰かと性行為をしたいとは思わない。(相手が特定のパートナーか不特定かは問わず)

5.誰かから性的な視線を向けられたくない。女性として性の対象にされたくない。

6.自分に性的欲求を向けてくる人を生活のパートナーにすることに拒否感を感じる。

ロマンティックな関係について

1.誰かとロマンティックな関係を持ちたいとは思わない。

2.恋愛映画や小説はフィクションとして見ることができる。

3.自認前には「片思い」の状態が長かったし、今思うとその状態を楽しんでいた。そこからどう発展させたいかということは考えていなかった。(付き合うことをゴールにするのが普通なんだよな、という認識はあったが)

4.特定の人のことがかなり気になる、という状態はこれまでにもあった。ここでいう「気になる」は、どういう人なのか知りたいという気持ちで、尊敬とか違和感とか外見とかから生じてきた。ただし、そこからロマンティックな関係に発展させたかったかというとそうではないし、相手と性的な関係を持ちたい思っていたわけでもでもなかった。

なぜロマンティックな関係を望まないんだろう


①性的な行動がなくても、女性として意識して扱われるという状況があまり好きではないから
ノンバイナリー寄りという自認もこう感じることを手伝っていると思う。

性的な事柄の5、6あたり、つまり他人から性的な目を向けられたくない、女性という性の対象として見られたくない、というような気持ちも、部分的にはノンバイナリー寄りという要素も関係しているのだと思う。

②基本的にあらゆる人に対して友人以上の深い関わりや束縛や「特別感」を望んでいないから
友人くらいの密度で十分だと思ってしまう。それ以上を求められると、途端に重荷に感じてしまう。
それから、友人関係においても、私はあまり人と深くかかわることを望んでいないのかも、と思っている。私は時々、複数の親しくしている友人について、「私はこの人の一番ではない」ということを自分に言い聞かせている。「私はあなたの特別です」とでしゃばりたくないし、そもそもそう決めるのは相手であって私ではないし、というスタンスでいる。逆に「私はあなたの特別です」と言ってあまり大きく踏み込んでこられても多分私は少し困ってしまう気がする。それでも友達を大事にしたいという気持ちを持っているし、これが私なりの友達の大事にするやり方だとも思っている。ただし時々それが揺らいでしまって、人間関係が分からなくなってしまうけど。自分で自分を孤独に追い込んでいる感じがするな〜とも思うけど。

③恋愛状態にある自分を許容できないから
この意識は、私が恋愛を馬鹿にしているところがあるから生まれるんだと思う。人が恋愛しているぶんには全然気にしないし応援したりなんかもするのだけど、自分がするとなると、恋愛をしている自分を滑稽に思ってしまうところがある。ドラマとか漫画で描かれる、恋愛中の人物が取る非合理的な行動が嫌だったことが要因なのかなと思うが、なぜこんなに自分が恋愛に拒否感を持っているのか、正直自分でもあまり分からない。

いろいろ書いてきたが、④やっぱ単純にロマンティックな雰囲気がとてつもなく苦手だというのが一番大きい気もする。相手がロマンティックな雰囲気を出してくると、「やばやば、状況に即した対応をせねば」と思ってそれっぽいことや喜ばれそうなこと言って、「こんなことがしたかったんじゃないんだ」と思う、というのを繰り返してきた。じゃあなんで苦手と感じるんだよ、と言われたらその説明が①〜③になるのかもしれないけど、なんかもうそういう理屈抜きで拒否したくなってしまうのだ。ロマンティックなやつを。

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