見出し画像

スタライ8thに思うこと | あんさんぶるの歴史と人生について

あんさんぶるスターズ!!DREAM LIVE
-8th Tour "Praesepe #Cancer"-

大阪公演に参戦しました。
さきほど新幹線からさらに乗り継ぎをして地方の自宅へ帰ってきて、今は、4月8日1:42です。
明日は朝から仕事なので早く支度をして寝た方がいいことは確実ですが、いてもたってもいられなくなって、この雑文を記します。

※この記事にはセットリストの一部ネタバレがあります

私はスタライが好きです。
あんスタの各種オフライン施策は全部好きですが、一番を選ぶとしたら間違いなくスタライです。

理由は前回のエントリにも書いた通り、「あんスタのアイドルが実在したらいいのに」もしくは「あんスタの世界に行ってライブに参加できたらいいのに」という、実現不可能な願いが、公演中だけは叶っている気がするからです。
実在を感じさせ、世界観に没頭させてくれるスタライの悪魔的な魅力は、あんスタファンなら理解が深いところだと思います。

8thツアーで一番感動したTrickstarの「幸せの歌」では、サビの間、歌詞がモニターに表示されていました。
私はトリスタPではないのですが、「"好き"の数だけ光る眩しすぎるSTAGE」という歌詞に、改めてハッとしました。

大好きなアイドルたちに会える夢みたいな時間のために、何千という人がひとつに集まっている。そこで見ているのは同じ3時間のステージですが、その感じ方は、人の数だけあると思いました。
だって、好きな人をどんな風に好きかなんて人によって違いますから。
歌詞の中でそれを表現されることで、それぞれに違う好きがあることをわかっているからね、と自分の中の何かを肯定された気持ちでした。

それから「笑うときも一緒 痛いときも一緒」という言葉。
これも涙が止まらなかった。

あんスタは今年10年目を迎える長寿ジャンルで、やや下品な話ですが、「金持ちジャンル」とも揶揄される人数規模と売上があるといわれます。
でも、そうなるに至る道のりは、決して平坦なものではなかったとファン目線では思います。
いつでも何回でも炎上するし、信じられないくらい人が離れていた時期もありました。

今ではチケットが争奪戦になるスタライも、2ndまでは空席が多くて「スタライは赤字だからチケットを買って応援しないと次がない」という、どこが出所かわからない謎情報がまことしやかに噂されたときもありました。

それでも私たちファンは、あんスタが見せてくれる世界に夢を見て、あんスタが大好きで仕方なくてやめたくたってやめられなくて、人生を少しずつ削ってあんスタに注いできたわけなんです。

私があんスタを好きになったのは一周年をまだ迎えない頃で、足掛け約9年ここにいます。
9年間、あんスタの歴史と同じように、私の人生だって平坦ではありませんでした。
つらいことがたくさんあった。もちろん楽しいことやうれしいこともたくさんありました。
一つ一つの人生のちょっとした出来事に、あんスタが紐づけされていると感じました。

例えば、仕事が忙しくて病んだとき、15:00のイベント発表だけを一日の楽しみとして乗り切れた、とか。あるいはコロナ禍に行動が制限される中で、地元の映画館で見るESMGが救いだった、とか。

「幸せの歌」を聞きながら、走馬灯のように、9年間で体験したいろいろな出来事とそのときの気持ちがよみがえりました。
あんさんぶるの青春の歴史は、自分の青春の歴史でもあるのかもしれません。

トリスタのみんなは、集まっているファンに感謝を伝えようとしてくれていました。
どう考えても感謝するのはこちらなのですが……。
ありがとうを繰り返し贈ってくれる彼らと、ありがとう!の双方向通信が、確かにあった気がするのです。

8thツアーは大阪を終えて半分の日程を消化した形となります。
前回7thツアーから1年半、待ちに待ったツアーがだんだん終わっていくのは寂しいですが、今のところのあんスタは、みんなで応援すれば、「次」があると信じさせてくれています。
一先ず来月は幕張で、一生懸命応援します。

あんスタを好きでいてよかった。
本当にありがとう!!これからもよろしくね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?